コレを使える部屋があるなら欲しい一品ではある。
Q-display 4K50X
株式会社UPQが、50月4K液晶ディスプレイ「Q-display 4K50X」を8月17日より発売する。価格はオープンプライスとなっているが、税別75,000円程度とみられている。
最大の特徴は120Hz駆動する液晶パネルを採用しているという事だが、映像ソースからの入力は60Hzまでとなっている。
入力が60Hzまでなのに120Hz駆動する…意味が分からないと思うかも知れないが、おそらくは製品内で映像ソースを解析、より映像を滑らかにするために中間フレームを作成して120Hz駆動させている…か、もしくは今後の3D映像を視野に入れての120Hz駆動なのかもしれない。
詳しい情報が製品ページにも掲載されていないため、具体的な事がさっぱり分からないのが問題だが、メーカーが120Hz駆動するパネルを採用していると言っている事を信じるならば、購入直後もしくは今後に120Hz駆動の恩恵があるという事と推測する。
UPQ Q-display 4K50X 製品ページ
http://upq.me/jp/q-display/4k50x/
何故こんなに安いのか?
50型の4Kテレビの価格も下がってきてはいるものの、それでもQ-display 4K50Xの75,000円は安い。
何故こんなに安いのか?
理由はチューナーが内蔵されていないから。
…そう、コイツはテレビではなく、あくまでも液晶ディスプレイなのである。
入力インターフェースとしてHDMI2.0入力を4口、コンポジット入力を1口、RCA入力を1口、S/PDIFを1口搭載し、全部で映像ソースは6口を持っていて、外付けのチューナーからの情報を繋げれば、テレビとしても利用出来る、というシロモノなのである.
たとえば自宅にHDDレコーダー等のチューナーがあれば、ソイツを起点にテレビになる、というわけである。
もちろんディスプレイだから、PCのビデオカードから出ているHDMI信号を繋げれば普通の液晶モニタにもなる。50型という大きさにおける4Kだから、文字の大きさも小さくなる事なく、広いデスクトップを使用する事ができるだろう。
採用している液晶パネルがどのような駆動方式なのかが不明だが、視野角が上下左右で178度ある事から、おそらくはIPS系のパネルだろうと推測される。カラーリングはネイビー&レッドとブルー・バイ・グリーンの2色。なんかこの色使いからしてPC系デバイスという感じがしないわけだが、できればコイツにディスプレイポートを搭載して欲しかったな、と思うところである。
価格が価格だけに、部屋にゆとりのある人であれば、コイツをPCに繋いで使用する、なんてちょっと前なら夢みたいな事も、比較的現実味のある話ではないかと思う。
興味のある人は、チェックしてはいかがだろう?