今年の気温が不安定で困る…。
スタッドレスの時期がやってくる
私の車「N BOX Custom」だが、そろそろ冬に向けてスタッドレスタイヤへの交換を考える時期になってきた。
基本的には12月頭~3月末までの間をスタッドレスにする、という事を決めていて、1年12ヶ月のウチ4ヶ月、それで5年、つまり20ヶ月保たせる、という事を考えてスタッドレスを導入している。
流石に5年経過すると、ゴムの硬化で効き目が悪くなるので、そのあたりが限界かな、と思っている。というか、一昔前のスタッドレスタイヤだと5年経つとノーマルタイヤと同じぐらいに硬化するのが普通だった事を考えると、スタッドレスタイヤも随分と進化したな、と思う。
私が導入しているスタッドレスタイヤは、YOKOHAMAのiceGUARD5というタイヤで、今はもう一つ新しくなってiceGUARD5 PLUSという製品がある。
私がこのタイヤを選んだ理由は、過去にもこのBlogで書いているが、自分の生活環境に最も適した個性を持っていたからである。
“持っていた”という過去形にしているのは、各社新しいタイヤが出てきたとき、そのタイヤの性格が変わったりするからだ。
私が導入した時期でいうと、アイスバーンにとにかく強いのがブリジストンの最新タイヤ、積雪に強いのがダンロップの最新タイヤ、アイスバーンと積雪共に効き目があったのがYOKOHAMAの最新タイヤだった。
そういう理由からYOKOHAMAのiceGUARD5を選択したワケだが、今は各社の最新タイヤの方向性が若干変わっているかも知れない。
なので、今からスタッドレスタイヤを考える人は、とにかく各社の各モデルのレビューをいろいろ参考にして、自分の周辺状況に合わせた製品セレクトをする事をお薦めしたい。
と、タイヤの製品そのものの話もそうなのだが、今年はとにかく天候がよくわからない状況で、11月にきて12月下旬並の冷え込みになったりと、スタッドレスタイヤの交換タイミングが実に計りにくい。
私が住むところは、積雪もあるがまず最初にアイスバーンになるため、冷え込んでくると路面凍結を警戒しはじめないといけなくなる。
そういう状況下なので、タイヤ交換時期を早めるか、実に悩みどころである。
タイヤ交換と言えば…
以前にもトルクレンチの必要性をBlogで書いた事があるが、私は自分でタイヤ交換
する。その為に2tまでではあるが、油圧ジャッキも購入して車備付のパンタグラフ式ジャッキでなくても交換できるようにしている。
交換したタイヤの締め付けは本来なら適正トルクで締め付ける必要がある。しかし、現在まで全て自分の感覚だけで締め付けているため、結果として締めすぎになっている可能性が高い。
自分で今の状況が良くない事は解っているのだが、トルクレンチというものは比較的高いモノで、なかなか購入に踏み切れなかったのだが、流石にそろそろ手元に置いておく方がよいだろうと思っている。
トルクレンチは基本的にはトルクを可変できるものが普通で、固定トルクのレンチというものは数としても少ない。
ところが、工具メーカーとしては鉄板と呼ばれているメーカーの一つ、KTCからは、車のタイヤ交換用のレンチとして固定トルクのレンチというものが存在する。自動車メーカーで決められている規定トルクはそれぞれ違うため、その規定トルクの数だけ種類があるのだが、日産とホンダは基本108N・mで共通化しているため、日産ホンダ用のトルクレンチが存在する。
これら固定トルクのレンチであれば、トルクの設定をしなくても間違いなくその規定トルクでの締め付けが可能だが、そもそも専用工具になるため、汎用性を犠牲にする事になる。
逆にトルクが可変なレンチは、最初のトルクの設定値を間違えると厄介な事になる。
どちらが簡単であるかは一目瞭然だが、普通は可変トルクのレンチを購入するのが常なので、現時点では可変トルクのレンチを物色している。
まぁ…専用品を購入して手軽さを採るのも一つの方法ではあるのだが、専用品の強みはそれだけではない。何と言っても適正値を合わせる必要がないので、間違いがない、という事そのものが強みである。
なので、車のメーカーを決めているとかそういう特定のルールに則っている人は、案外固定トルクのレンチを購入する方が良い場合もある。
個人の用途でいろいろと決めるのが良いだろう。
最終的な着地点
と言うわけで、私は今回可変トルクレンチを検討しているのだが、メーカーとしてはTONEのトルクレンチを検討している。
TONEは、もともと前田金属工業という名称のメーカーだったのだが、2013年にTONEと社名変更したツールメーカーで、元々プロ用作業工具メーカーである。
同じように国内のプロ用作業工具メーカーとして超有名な所といえば、KTC、つまり京都機械工具というメーカーがあるが、TONEは特にトルクレンチに定評があるため、今回はTONEで検討を進めている。
KTCの方が工具メーカーとして有名なのは、トヨタ車の車載工具として採用されているからでもあり、知名度からすればKTCの方が圧倒的と言えるが、やはり各社得意分野というものがあるわけで、TONEはトルクレンチにおいてKTCに遅れをとる事はないだろうと思う。
検討しているのは“T4HC140”という型番のトルクレンチで、これに19mm(だったと思う)のソケットを組み合わせて使用する事になる。
T4HC140は40~140N・mの範囲でトルクの設定ができる為、車以外でも利用する事はできるかもしれない。まぁ、そうは言っても利用できるのは多分KSR110の整備くらいだろうとは思うが。
ただ、Amazon.co.jp価格でも8,428円と、決して安い買い物ではない。極端に高い、というわけではないが、ホイホイと気軽に買えるものでもない。それだけに今まで躊躇していたところもあるわけだが、やはりちゃんとしたタイヤ交換をしようと思えば、トルクレンチは必須。ここはやはり購入する事になるだろう。
この2~3ヶ月の間に、1万円前後の道具類(PC関係含む)をいくつか購入する事となり、結果として結構な出費をしている事に気付く。
ある程度まとまった金額でちょっとした買い物をしたいと思っていたが、結局ちょっとずつ消費していき、結果予算食いつぶしという状況に。
やはり思った通りにはなかなかいかないものである。
自己レス。
知人にちょっと質問されたので、補足。
TONEのトルクレンチ“T4HC140”は、いわゆるホームセンター向けの製品で、本当の意味でのブロツールとは違うと思ってください。
現在、TONEのプロ用として発売されているのは“T4MN140H”という型番の製品で、性能幅も30~140N・mの範囲で設定できる製品です。
価格も安い所を探しても25,000円くらいはするもので、トルクの設定も主目盛と副目盛で設定するものではなく、直接数値をセットできる製品ですので、私がBlogで紹介した製品はあくまでも家庭用と捉えてください。
正直言って、私レベルが使うツールに、プロが本当に使用するツールが必要かと言われれば必要ないので、今回は家庭用をBlogに掲載したに過ぎません。
それでもプロ御用達ツールを使いたい、という方は、型番「T4MN140H」の製品を購入してください。
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トルクレンチは東日製を
返信
東日製作所のトルクレンチも有名ですね。
選択肢としては悪くないと思っています。
自動車用としてであれば、型番は“MTQL140N”といったところでしょうか。
ただ、価格的には安く買っても2万円を下回るかどうか、といった所ですね。
“QL140NMH”だと、15,000円を下回るぐらいで買えるのかな?
もっと安い製品もあるのかもしれませんが、問題は自分の用途とコストのバランスにあると思っています。
選択肢の一つではあると思っていますが、あとは好みの問題とか加味して、製品選びするしかないですね。
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なんだか明日雪が降るようですね
タイヤ交換しました?
オイラはトルクレンチはアストロ・プロダクツの定価8,500円位の奴を週替り特価の時に購入しました。
時にトルクレンチのソケットは3/8にするか1/2にするかで悩みません?
オイラは取り敢えず3/8にしました、現状持ってるソケットが3/8だったから
次は1/2も揃えようかな~。
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とりあえずタイヤ交換はしました。
…トルクレンチは間に合わなかったので、手締めで(-_-;)
現時点で、トルクレンチのソケットは12.7mm、つまり1/2を選択しようと思っています。
まぁ…トルクがかかるので、それなりの大きさがあった方が良いかな、という単純な発想で言ってるだけですが。
トルクレンチを準備した後に、増し締めをもう一度しようかと思ってます。
多分、今回の手締めは信用ならん(爆)
というか、こりゃトルクレンチもそうだけど、インパクトレンチとコンプレッサーを本格的に考えた方がいいかもしれないなぁ…。
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