インパクトレンチを購入した次はそのソケットを購入。
同じメーカーのものを
コンプレッサー、インパクトレンチと購入してきて、いよいよエアーツールも実用の域に来たわけだが、当然インパクトレンチだけでは使う事ができない。
それに対応したソケットを準備しないと、ナットを緩めたりする事ができないわけだが、TONE製のインパクトレンチは通常のソケットを使うことができない。
インパクトレンチは強力な空気の力を利用してガンガンナットを叩いて緩めたり締めたりするので、その衝撃で抜け落ちたりしないよう、またパーツそのものもそれなりに強度を持ったものでないといけないという事で、ピンで固定する専用のソケットが用意されている。
今までは、レンチ側に簡単に取り外す事のできるボタンなどが付いていて、ソケット側はちょっとしたポチ穴がついて固定するタイプのものばかりだったが、インパクトレンチは流石本格的である。
で、その専用のソケットを、当初は私が使用する19mmのものだけを購入しようかと思っていたのだが、どうせなら…と思い、22mm、21mm、19mm、17mmの4本がホルダーにセットになったタイプを視野に入れてみた。
メーカーページで調べて見ると、型番は“HA404LN”という製品で、これをネットshopでいろいろ検索し、安く買える所を探した。
上手い具合に定価の半額程度で購入できる所を見つけた為、即ポチり、その製品が本日届いた。こうして見ると、結構壮観である。
購入する時にはちゃんと見よう…
差込角12.7mmの4本がセットになったたったこれだけのパーツだが、その重量はこれで約1kgもある。
ロングタイプのソケットなので、インパクトレンチを使う上でもホイールに極限まで近づけなくても使用でき、しかもナット差込口の奧にはゴムブッシュが入っていて、化粧ナットであっても傷つけることのないソケットである。
ま、私が使う分にはこんなに豪華なソケットでなくてもよかったのだが、ちゃんとしたものを用意しようと決めての事である。
だが、コイツを購入してふと気がついた。
「アレ? ピンとOリングがない…」
そう、前述で説明したように、このソケットはピンでインパクトレンチに固定して、そのピンが外れないようにOリングでピンを抑えるという仕組みになっているのだが、そのピンとOリングが見当たらない。
おかしいな、と思いつつ、HA404LNの製品ページで確認してみると…
「ピンとOリングは別で用意してください」
ナンテコッタ(爆)
ま、民生品といっても、プロツールに近いとこういう事もあるワケで。
というわけで、追加でピン“PIN3020S”と、Oリング“RP20S”をまた注文する事になった。
他にも必要なモノ
ピンとOリングは予想外だったが、そのほかにも必要なものはある。
それは何と言ってもエアーホース。
特に内径8.5mmの長尺のものが必要になる事はわかっている。
コンプレッサーと補助タンクの接続の為のホースも必要だし、まだまだ備品レベルで必要なものが多い。
こういうのは振り返ってはダメだというが…結構な出費になっている事は間違いない。こんなの、いろんな事に使おうという目的がなければ、タダひたすらコストが係るだけのムダ使い以外の何物でも無い。
ま、私の様な物好きはそうそういないとは思うが、ホントにイロイロ使おうと思わない限りはインパクトレンチは電動、しかもバッテリー式でないものが良い、とだけ言っておこう。
模型の塗装をしたい場合であっても、もっと小型のコンプレッサーでやればここまでコストはかからないだろうが…他に転用が利かないので私のような使い方にはならないだろう。
ホント、こういうのはさじ加減が難しいな。