まだ時期的にちょっとだけ早いんだが。
エアツールを準備
今日、天気がそこそこ良かったのでチャンスと思い、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへとタイヤ交換する事にした。
あと1週間ぐらい後の方が良いのかも知れないが、土日が必ず晴れているという保証もないので、できる内にやってしまおう、という事である。
今回のタイヤ交換は、前々から準備していたインパクトレンチを使う事を想定していたため、コンプレッサーとその補助タンク、そしてインパクトレンチを準備した。
インパクトレンチはもちろんそれだけでは使えないので、19mmのソケットとそれを固定するためのピンとOリングを使い、前準備を整えた。問題はインパクトレンチとコンプレッサーの接続だが、持っているエアーホースの関係から、コンプレッサーと補助タンクを内径6.5mmのホースで接続し、補助タンクとインパクトレンチを内径8.5mmのホースで使用する事にした。こうする事で、インパクトレンチそのものは性能を落とさずに使用する事ができる。もっとも補助タンク内の圧力が低下した後の復帰には時間がかかる事になるが。
タイヤ交換
実際にタイヤ交換を始めてわかった事がいつくかある。
思った程インパクトレンチにパワーが無い(爆)
というか、今回のタイヤ交換は驚く程ナットを緩める力が必要で、とてもではないが相当締め付けられていたという事である。
おそらくこれでは能力を出し切っていたとしても、なかなかナットは緩まなかっただろう。
とりあえず何とか力業でナットを緩め、タイヤ交換を行ったが、私がインパクトレンチに求めていた本当の目的としては果たせていなかったと言える。
まぁ…タイヤを取り付けてナットを締める時は随分と楽にはなったが、それとて結構インパクトを与えないと規定値まで締まらない事も判明した。ただ、それに関しては今はトルクレンチも手元にある為、トルクレンチで規定値まで締めればそれで済む事。逆に規定値通りに締められる分、それでも良いのかも知れない。
ただ、やはりナットを緩める時にこそ、パワーで押し切って緩めて欲しかった。まだ私の使い方が正しくはないのかも知れないため、もう少しちゃんとした使い方ができるよう調べた方がいいのかもしれない。
空気圧も調整
とりあえず4本のタイヤを交換し、インパクトレンチの効果も試した後、交換したタイヤの空気圧を調整する事にした。
今まではスタンドでやっていた事が自宅でもできるというのは、結構便利なものである。
交換したノーマルタイヤの空気圧は、どれも大体200kPaという状態だった。
私の車のマニュアルで言えば、前タイヤが210kPaで後タイヤが180kPaと規定しているようだが、実はこの規定値の状態で走行すると、タイヤの摩耗が早いという情報もネット上にある。
そこで大体だが前タイヤを250kPa、後タイヤを230kPa程度にすれば、概ねタイヤの摩耗を抑える事ができるだろうと考えた。
ま、このあたりはやってみないとわからない事だが、昔から高速道路を走る時は高めの空気圧にすると良いとか言われているのは、空気圧を高める事でタイヤの摩耗を減らすだけでなく、転がり抵抗を最小限にできるメリットがあるからだ。
なので、とりあえず高めの設定値にしてしばらく走ってみる事にする。
繰り返すが、自宅でこの調整がいとも簡単にできるというのは、結構なメリットである。
とりあえず、今回はイロイロと準備が忙しく、実際にタイヤ交換時の写真を一枚も撮らずに終わらせてしまった。
ただ、インパクトレンチを使って確実に一つ言える事は、今までよりも体は疲れないという事。
今回はタイヤのナットを緩めるのには苦労したが、締め付ける時にはかなり楽になった。以前なら締める時にも人の力で締め付ける必要があったが、今回はインパクトレンチで大方締め付けてからの調整だけが人の力だった。
この違いがわかった以上、これだけの設備を用意した事は間違いではなかったと言えよう。