またしても蜂窩織炎(疑)に…。
またしても発熱
昨日の夜、突如として寒気を感じ、またあのときと同じことが起きたのか? と最初はそう思ったのだが、その寒気が今までの寒気よりもずっとマイルドだった事から、自分の中では確信がなかった。
もしいつもと同じなら必ず高熱が出る…。これは近年私に起きている体の事象だから、こういう時のケースは蜂窩織炎かな、という予想ができるまでに至ったのだが、今回はその「いつもと同じ」という感じではない。
前述したように、寒気といっても体がガタガタ震える程でもないし、かといってこの季節に寒いなんていのうも変な話で、自分でもいつもと同じなのか、また新たな別の問題が起きたのかがわからなかった。
そして本日、朝熱っぽいなと思って体温を測ってみたら、38度台の熱だったワケで、ここを見ても確かに何時もより低い数値に収まっていた。
ただ、一つ決定的に違ったのは、脚の一部が赤くなっていて、その部分だけが妙に痛みと熱を帯びていたという事。
蜂窩織炎は脚が赤く腫れる事も多々ある為、無関係ではないが、微妙にいつもと違う。
というワケで、本日は急遽病院へと向かう事とした。
入院しろと言われても
ただ、地方の市立病院なので、皮膚科の診療は本日はやっていなかった。
病院に行くなり、他の病院に行くことを薦められそうになったが、たまたま通りかかった看護師が以前救急で私が訪れた事を覚えていて、外科医師で対応できるか訊いてくれた。
この市立病院のカルテには、私が受けている診療のほぼ全てが記載されているため、外科医師がとりあえず診てくれるという事となり、その外科医の診察を受けたのだが、そこで開口一番言われたのはコレだった。
「入院できませんか?」
正直…蜂窩織炎ならこう言われる事は予想していた。以前、皮膚科の医師にも同じことを言われたのである。
何でも毎日抗生剤を投与して清潔に保つ必要があることから、通常だと一週間くらい入院して治すそうである。つまり、今回の発熱も結局は蜂窩織炎だったワケである。発熱症状が軽かったのは、まだ菌による炎症が重度なところまで進行していないから…らしい。ただ、そうは言っても蜂窩織炎になるぐらいの症状ではあったワケだが。
結局、私が入院を頑なに拒否した(家庭的問題等含めてイロイロあるのだよ…)ため、とりあえず明日も来て下さい、という事で抗生剤の点滴を受けて本日は終了した。
ま、要するに入院するかわりに一週間毎日通院しろ、という事である。こりゃ、会社側に事情を説明して早退対応するしかないな…。
実は…
この症状が出る前に、私の右足親指の角が膿んでいた。理由は巻き爪による皮膚裂傷によるもの。切った爪の一部が尖って残り、肉に食い込むという状態である。
私の爪は困った事に外側に若干反った形をしていて、巻き爪になりやすいというか、形として変形しやすいというか…。それ故、爪の切り方に失敗が起きると、このような脚親指部分が膿むという事は、今までも何度も経験してきている。
で、おそらく今回蜂窩織炎になった直接のきっかけは、この脚親指部分の傷が原因。ココから細菌が侵入した事がきっかけになったようである。
その為、その治療も同時に行う必要があり、皮膚科で治療するよう言われた。
この治療と蜂窩織炎の治療を両方同時に行い、今回の治療とする方針が決まった。というか、方法はもう他に選択肢がないのだが、後は入院治療か通院治療かの違いである。
しかし…体の抵抗力が落ちたことで、一つの傷が別の症状を呼び起こすようになるというのは、実に厄介かつ健康に留意せよという事か…。
ただ、看護師の話では蜂窩織炎はなりやすい人というのがいるようでもあった。
単純に生まれついて免疫力の強い人とそうでない人の差、という事かもしれないが、私の場合、生まれついて体の抵抗力があまり強くなく、それでいていろいろな病気の併発を生む糖尿病治療をしている(但し糖尿病の治療は経過良好で現在血糖値は人並みである)わけだから、私にこうした症状が出るのはある意味当然の事なのかも知れない。