まだ未到着だが週末には揃うハズ…。
いよいよ週末に組立へ
新メインPC移行物語が最終章を迎えようとしている。
自作PCの為に必要なパーツは、既に8割方が購入を完了、自宅に到着している状態で、あとはPCケースとCPUグリスのみという状態となった。
先日、CPUグリスに関しては「Thermal Grizzly Hydronaut (GS-09)」をチョイスする、なんて事を書いたが、扱いの問題から定番の「アイネックス AS-05」を購入する事にした。
また、PCケースは以前の計画通りAntecの「P110 Silent」を既に注文済みで、あとは到着を待つばかりとなった。
このPCケースとCPUグリスの到着で自作PCとしての最低限必要なパーツは全て揃う事になる。ストレージとケースファンに多少の不足を感じないわけではないが、組立が完了すればOSをインストールして起動させる事は今の時点で物量的に可能である。
先行したビデオカードは現行PCからまた外さないといけないが、どのみち、いくつかのストレージは現行PCからの移植になるので、移行を踏まえた内容で現行PCの内部処理を進めつつ、今週末に新PC組立を開始する予定である。
マザーボードが高級すぎる?
ただ、ここに来てちょっとした不安が出ていたりする。
それは購入したマザーボードであるAsRockの「Fatal1ty Z370 Professional Gaming i7」に原因があるのだが、Fatal1tyシリーズの中でもほぼ最上位の製品になるので、搭載している機能がやたらと多く、その機能故にそれら機能が何かと排他的に利用可能なのか、それとも同時に利用可能なのかが今一つパッと理解できないのである。また、マザーボード上のヘッダピンが沢山ありすぎて、初期段階ではその性能を使い切る事はできないと考えている。
USBまわりはヘッダピンでは準備されているものの、バックパネル等ではUSB3.0のコネクタが4つしかなく、USB3.1もAタイプが1つとCタイプが1つ、という構成になっている。
正直、チップセットではもっと多数のUSBがコントロール可能なハズだが、ヘッダピンでの実装なので今後ケース内でどのように拡張していくかを検討していかねばならないし、その為のヘッダピンからUSB Aタイプなどの形状に変換して使用可能にするパーツのなどの導入も視野に入れないといけない。
まぁUSBまわりの話は高級だからとかそういう話とは違うのだが、とにかく接続できる所が沢山あり、それらのどこに何を接続すべきかなど、確認する項目がとてつもなく多い。
水冷用のポンプの電源ピンも別にあるぐらいなので、一つ一つ慎重に見ていくしかない。
初期不良に出会わない事を祈る
PCをパーツから自作する場合、一番恐いのが初期不良である。
物理的に何かが壊れているとか、見た目でわかるなら問題はないが、通電させないと不良かどうかがわからない場合は、組み立ててからでないと問題が発覚せず、また発覚した時に何が原因なのかを特定するのも難しい。
なので自作する場合、できるならパーツは同時期に購入し、一気に組み立て、そこでトラブルが発生するかを見極める方が良いと考えている。
以前、パーツ購入間隔を半年以上空けて、半年間寝かせていたパーツが初期不良だった時、サポート対応するのに随分と困った事がある。もちろん、一年間くらいはサポート期間があるので、本来なら半年程度であっても交換対象にはなるのだが、できればそうしたトラブルというのは購入した直近で判明する方が望ましい。
私はそれ以降、3ヶ月以上パーツは寝かせないようにしているが、時にはこういうトラブルがあり得るという事を覚えておくと良いかも知れない。
特に静電気で故障する可能性のあるメモリなどは、どのタイミングで故障するのかが明確でない為、トラブルになりやすい。
今はただひたすらに初期不良に出会わないように祈る限りである。
もう走り出した以上、迷って立ち止まる事はできない。
今は作り上げたプランの通り調達し、組み立てるだけの事である。
しかし…スチールケースとか重量12kgとか重すぎだろ(-_-;)