CES 2018で、本気のLGの姿を見た。
コレ、日本で発売しないの?
2018年の現在において、私自身は4Kモニタの必要性を感じたことはない。
理由は単純でビデオカードの性能がまだそれに追いついていないからだ。
いや、正確には追いついているのだろうが、PCゲームにしても4K解像度にした場合、フレームレートが追いついてこない。
なので私自身は4K解像度の必要性を感じた事は全く感じる事はないのだが、横幅3840ドットのモニタには多少惹かれるものがある。
理由は単純で、フルHD解像度を単純に横に2画面並べられるからだ。
だから、現時点で解像度という点だけで最高のモニタと思っているのは、3840×1600ドット表示の21:9(正確には21.6:9だが)のモニタである。
私が今使っているのが3440×1440ドットだから、それより一回り広く見える事になるが、今のビデオカード事情を考えれば、3840×1600ドットで34~38インチくらいの横長モニタなら、デスクトップを広く使いつつ、高解像度で楽しめるモニタだと思う。
なので、私の希望は3840×1600ドット表示でHDR10対応のモニタである。リフレッシュレートは60fpsもあれば十分なので、決して実現できないスペックではないと思うのだが、今まで登場する事のないモニタであった。
だが…ついにLGが私の希望を叶えるモニタをCES 2018で出展した。“38WK95C”と呼ばれるモニタは、3840×1600ドットの21:9の湾曲型モニターだが、HDR10とFreeSyncに対応するモニタで、38インチサイズなので当然だがWindowsで拡大表示しなくてもフルで目視できるモニタである。
あくまでも出展していただけで、日本で発売する等の情報はないのだが、コレをもし10万円で発売してくれたなら、悩みつつも多分私は買ってしまうだろうと思う。
…いや、ホントはもっと安い方がいいけどさ(-_-;)
27インチ4KかつHDR10もあるよ
他にも“27UK650-W”というモニタが最近では注目かもしれない。
このモニタは27インチで4Kという解像度を持つ為、Windowsで使う際には多少拡大表示してやらないと文字が読み取れないかも知れない。しかしHDR10に対応しているため、PS4などを接続してもちゃんと対応モニタとして認識してくれるハズだ。
そして驚きなのは、価格が69,000円前後(税抜)とメーカーが想定価格を設定している事である。
この価格なら手が届くという人も多いのではないかと思うし、まずはこの価格で発売するという意気込みを高く評価したい。
この“27UK650-W”は日本国内でも発売する事を既に表明しているため、入手はまず確実にできるのではないかと思う。
残念なのはサイズが27インチという事であり、それ故にWindowsでそのまま100%表示すると文字が読みにくいという事。せめてこれが32インチほどあったなら…と思わなくもないが、価格的には成功しそうなモニタである。
ただ、私的にはやはり“38WK95C”である。
コイツが日本発売してくれたなら…と思わずにはいられない。
正直、4Kという解像度よりもHDR表示の方がずっとインパクトがあるし、意味があると私は思う。だからこその3840×1600ドット表示である。
ぜひ日本で発売してくれる事を期待したい。