久々にきた笑えるスパム。
笑わせるなよ…
最近、特にスパムメールが増えてきているように思うほど、迷惑メールばかりが送られてくる。
それだけ、私のメールアドレスが外部に出ているという事でもあるのだが、時折ものすごく紛らわしい迷惑メールが届くから厄介である。
昨年からだと、楽天メールやAppleのメールで誤解されやすい内容でリンクを踏ませる迷惑メールが大量拡散したのか、やたらと届いてきていたが、先日、私のスマホ宛に届いた迷惑メールに、銀行からのメールがあった。
私は三菱東京UFJ銀行のネットバンキング“三菱東京UFJダイレクト”というサービスを利用しているのだが、ここに登録しているメールアドレス宛に届いた迷惑メールに、こんなのがあった。最初、このメールを見たとき、何故に入金されてるの? と疑問に感じた。
どこから入金されたのか?
そもそもそんな入金される覚えもない…と思わず、アプリでネットバンクにアクセスして入金情報を確認してしまったのだが、よ~くこのメールを見てみると、絶対的に間違っているところがあったのである。
「三菱東京USJ」って何だよ(爆)
三菱東京ユニバーサルスタジオジャパン?w
こういう些細な違いを付けて、リンクを踏ませようとしているあたりが、心なしか微笑ましい感じがしないでもないが、そもそも、ネットバンクにスマホでアクセスしている人はブラウザを使わず、スマホ用アプリでアクセスするので、この手のメールではリンクを踏む事はまずないと言える。
…いや、普通の人はスマホであっても、メールからのリンクでアクセスするのだろうか?
私が普通でない、という事なのか?
銀行名が変わる時期に…
だが、前述したように銀行名が間違っているという部分は、普通ではあまり気がつかないのだが、三菱東京UFJ銀行に限って言えば、時期が悪すぎた。
何故なら、丁度、三菱東京UFJ銀行の銀行名が変わるという案内が出されていて、実際に「三菱UFJ銀行」に変わるのである。
だから、ユーザー側からするとちょうど銀行名に着目しやすい時期でもあり、この小さな違いも気がつきやすい時期だったと言える。
「楽天銀行」を「楽夫銀行」とか「三井住友銀行」を「三丼住友銀行」と表記しているのと変わらない違いではあるが、銀行名が意識の中で完全に固定されている時は、ほとんどの人がロクに確認しない場合も多いだろうから、結果として読み飛ばして信じてしまう可能性がある。
だが、今に限って言えば三菱東京UFJ銀行を使っている人であれば、銀行名に着目しやすい時期だったわけで、引っかかる人はまずいないと思う。
…ま、思うだけで、私もアプリで確認するところまでやったワケだが(爆)
電子メール
電子メールという情報通信方法は、確立したのがもう随分と前であり、そもそも電子メールのメールアドレスを偽装できてしまうぐらい(しかもそれを防ぐ手段がない)、その技術はローレベルにある。
恐らく、電子メールを一番最初に開発した人は、今のような使われ方が行われるという事を予測できなかっただろうし、そもそも悪用する事を前提に作ってはいないと思う。
だが、開発者の思いとは全く別な使われ方がなされてしまい、今のような状態になったのだろうとは思う。
しかしいい加減、電子メールという仕組みも新しくなる必要があると思うのだが、特に日本では未だに電子メールというやり取りが当たり前になっていて、次のステップに中々進めない状態である。
しかしそれでいて、これだけ迷惑メールが蔓延していても使い続けねばならないこの状況、ホントにどうにかならないものだろうか?
この迷惑メールが作り出す世界中のネットワークトラフィックも集めればバカにならない通信量だと思うし、良い効果がまるでないのが事実である。
世界中のもう稼ぐ必要のなくなった人たちから、こういう世界インフラの適正化を推進してくれる人は出てこないものだろうか?
…誰の事を言っているかって?
そんなの、ビル・ゲイツ氏に決まってるじゃないか(爆)
世界で最も普及したOSの生みの親なのだから、その世界でもっとも普及したOSが新しい電子メールシステムを搭載すれば、新しいセキュアな通信方法をみんなが使い始めるに違いない。
皆はそう思わないかい?