FF14の拡張パック第3弾。
スゴイ事になりそう
昨日、のんびりとFF14のガーデニングの話をしたが、実は今トレンドのFF14関連の情報はそんなのんびりしたものではなく、激動に満ちていると言える。
11月16日に開催されたFF14 FANFESTIVALにおいて、3つめの拡張パックとなる「漆黒のヴィランズ」が正式発表され、FF14ユーザーの中では大きな話題となっている。
予定では2019年初夏に発売される予定というが、前回も初夏といいながら6月20日ごろの発売だった事を考えると、そのアタリに発売されるのではないかと予想している。
今回の拡張パックでは、いよいよガレマール帝国と直接対決するストーリーが進む事になる。それは現在のパッチ4.xシリーズの延長にある事からもよくわかる。
アシエンという、FF14の大きな存在がストーリーに深く絡んでくる事も現時点から予想できる事で、おそらくFF14という作品そのものの根幹に関わるストーリーが語られていく事になるだろう。
今回の拡張パックでは、複数の新ジョブが追加され、また新アクションを追加しつつレベルキャップが80まで開放される。新アクションが追加になるという事で、バトルシステムのメンテナンスも実施されるが、以前ほど大きな変化になる事はないのではないかと予想される。ただ、MPとTPが統合されたり、バリア系スキルのバリア残量がUIで表示されたりすると言われているので、思っているよりは変化があるのかもしれない。
他にも新規フィールドが追加されたり、新しい蛮族、蛮神、新ダンジョンなども追加され、クラフターやギャザラーのエンドコンテンツ「イシュガルド復興」を実装するとしている。
新システム追加
他にもいろいろ新システムが導入される。
一つ目、これはソロプレイ中心の私などにはとても有り難い話なのだが、FF11で実装されていたNPCと一緒に冒険できるシステムが「フェイス」として実装される。
このフェイスというシステムを使用する事により、インスタンスダンジョン等にもソロで突入する事ができるようになるので、MMORPGでありながらソロプレイでシナリオを突き進むという事が可能になる可能性がある。
フェイスがどこまで適用できるかはまだ不明ではあるが、プレイ時間帯が不安定なプレイヤーの福音になればいいなと思っている。ただ、高難易度なコンテンツになればなるほど、フェイスでのクリアは難しくなるのは当たり前の話なので、完全にフェイスだけを使用したソロプレイクリアは無理だろうと予想される。
二つ目のシステムが「NEW GAME+」というシステムで、これは現在の強さを維持したままシナリオをプレイできるモードで、過去にストーリーを飛ばしてしまった人やお好みのシーンを再度プレイしたいという人に最適なモードとなる。まぁ、今までもレイドコンテンツへの制限解除モードなどもあったので、これがどこまで踏み込んだものになるのかが気になるところだが、ソロプレイ中心の人には有り難いものになる可能性がある。
そして三つ目だが、これは従来のMMORPGでは考えにくい拡張システムで、いよいよWORLD間テレポが可能になる。
同じデータセンター間で異なるワールドへ自由に行き来が可能になるシステムで、ワールド移転サービスを使用しなくても他ワールドのユーザーと一緒にプレイできるようになる。特定ワールドの混雑緩和や過疎化防止などに効果があると考えられるが、何よりワールド移転サービスを使わなくても他ワールドプレイヤーと普通にプレイできるようになるワケで、あまり他サービスでは見られない拡張システムである。
最後の新種族追加
そして、今回で最後になるという新種族の追加が実施されるらしい。
らしい、としているのは、この発表そのものがサプライズ的に行われた為。おそらく追加される事になるだろうと思われる。
吉田プロデューサーはいつも新ジョブを自身が着ているTシャツの柄をヒントにしたりするのだが、今回はバッグス・バニーとピーターラビットがヒントらしい。
そう考えると、FF12に登場したヴィエラあたりが濃厚ではないか、と考えられる。詳細は来年2月の次回ファンフェスあたりに続報として出てくるのではないかと思われる。
相当に気合いが入っているという事なので、見た目的に「アリ」と思えば私も再び幻想薬を使う事になるかもしれない。…いや、さらに新キャラ一人追加かもしれないが(爆)
予想外の新ジョブ追加
第3弾の拡張パックで追加となるのかと思っていたら、来年1月および3月の2回分割で実施されるパッチ4.5で、何と新ジョブが追加となる。
追加されるジョブは「青魔道士」で、これはFF5で登場した、敵の技をラーニングして駆使するジョブ。
基本スペックとして、対応するクラスはなく、レベル1からの開始となる。ロールアクションは遠隔DPS扱いで、パッチ4.5時ではレベルキャップが50とされている。
他ジョブのレベルキャップが70に対して青魔道士が50という事で、変に思うかもしれないが、今回の青魔道士は「リミテッドジョブ」と呼ばれるソロプレイ限定ジョブになるそうで、それ故に従来のジョブとは異なる扱いになると発表された。
その為、青魔道士ではマッチングが行えなくなり、コンテンツルーレット、PvP、ディープダンジョンが使用できない。これにより、経験値稼ぎが難しくなると思われるかも知れないが、青魔道士は特別なレベリングルートが採用され、既存ジョブとは異なる計算式で経験値が算出される事で、効率は良くなる。
敵の技をラーニングする方法は、敵の技を見る事をキートリガーとしていて、敵の攻撃を受ける必要は無い。但し、ラーニングできるかどうかは運次第であり、結果、喰らって覚えるという感覚に違いはないかもしれない。ラーニングした技を専用の手帳に記録されていき、コレクションされる。実装時点では49個の技をラーニング可能で、これはレベル毎に1個ラーニングできるという事でもある。また、ラーニングした技は最大24個セットして使用する事になる。
このようにラーニングした技を駆使する最大の機会となるのが青魔道士専用コンテンツ「マスクカーニバル」で、ウルダハに設置される新しい闘技場である。
レベル50以上の青魔道士のみが入場できる、青魔道士の為のコンテンツで、最大3ラウンドで構成されたステージに挑戦し、敵を全て倒せばクリアとなる。各ステージの敵には弱点属性が設定されているので、その弱点を突いた攻撃ができればクリアは見えてくる。逆を言うと弱点属性をラーニングできていない場合は、ラーニングの為の修行が必要という事になるだろう。
怒濤の変化
とにかくまぁ、いろいろな変化がこの第3弾の拡張パックを中心に実施される。
しかもその拡張パック前にも結構大きな変化がシステムに導入されるという事で、ここ約半年の間に、FF14で出来る事に大きな変化が訪れそうである。
コレを機会に一度辞めてしまった人達が戻ってくるのもアリなのではないかと思っている。
やってみたら別モノだった…なんて事も十分あり得るし、そもそもバトルシステムそのものが前回で見直されているので、ほぼ間違いなく別モノに見えてくるハズである。
遅れている分を取り戻せるのか? といった問題は全くない。確実に取り戻せるし、情報が行き渡っている今であれば、困る事もないハズである。
何しろリアルタイムでやっている人ですら、全てのコンテンツに挑戦できていない現状があるので、復帰組であっても楽しめる要素はたくさんあると思う。
もちろん新規組が来るのもアリだ。
メインストーリーを持つという時点で普通のMMORPGとは毛色が異なるFF14だが、それだけにソロでもマルチでも楽しめる要素があるのではないかと思う。