これで困る事はなくなる。
予約で割引
ゲームテックがNEOGEOmini用コントローラ変換アダプタ「ツナイデントNEO」を11月12日に発売する。価格は5,500円(税別)だが、本日から12日11時59分までの間に数量限定の予約販売を実施し、その予約期間中に購入すると特別価格の4,980(税別)となる。この予約販売はメール便であれば送料も無料になる。
この「ツナイデントNEO」は、NEOGEOmini本体に挿すだけで汎用のアーケードコントローラー等が使える変換アダプタで、様々な種類のUSB接続可能なコントローラが使用可能になる。
使い方などは楽天のショッピングサイトに説明されていて、動画も公開されている。
有線接続であればPS3やPS4のコントローラでも使えるようで、他にも純正のXbox360コントローラやXbox Oneコントローラも使用可能のようである。
入手難が続いたコントローラ
このNEOGEOminiだが、本体を購入した後にいろいろと必要なものがあったりして困る人が結構いたらしい。
というのも、まず本体だけで遊ぶ場合は別として、大画面に出力する際に使用するポートは、あまり見かけない「ミニHDMI」端子で、別名Cコネクタと呼ばれる端子でテレビ等に接続する事になる。HDMIは他にも「マイクロHDMI」という端子が存在するが、そちらでなくあくまでもミニHDMI端子なので、間違わないようにしたいところ。
また、本体にはジョイスティックとボタンが付いているので、それで遊ぶ事もできはするが、やはりやりやすさでは別のコントローラを使いたい。ところが、専用のネオジオCDのパッドをを模した専用コントローラが長期に渡って品不足で入手できず、ずっと困っていた人が大勢いたらしい。
このコントローラの接続端子はUSB Type-C形状なので、変換ケーブルを使って他のUSBコントローラを接続してみた人も多くいたようだが、普通に接続しただけでは当然使えない。
なので今回のゲームテックの「ツナイデントNEO」は、そういう人たちからすれば救世主のようなアイテムであり、これで汎用性が増したと初めて言えるようになった。
パッドでなくジョイスティックでプレイしたい、という人にとっても福音となる製品であり、そういう人達はぜひ入手を検討してみてはどうだろう?
NEOGEOminiでの疑問
NEOGEOminiは12,420円(税込)という価格で40タイトル含まれているので、1タイトルあたり311円(正確には310.5円)というコンテンツ価格になる。
これはPS4やNintendo Switchで展開しているアーケードアーカイブスのコンテンツ価格よりずっと安い価格ではあるが、NEOGEOminiそのものにネット配信機能などは対応していないので、ネット配信したい場合は別途PC等でキャプチャする必要がある。
ただ、ここで一つ疑問が出てくる。
私自身、NEOGEOminiを持っていないので検証できないのだが、ミニHDMI端子でPCにキャプチャした際の音声は、ミニHDMI端子からキャプチャユニット(或いはキャプチャボード)に入力されるのだろうか?
NEOGEOminiの背面をみると、3.5mmのステレオミニ端子が見えるが、音声はココからしか出力していない、なんて事はないのだろうか?
PS4などのキャプチャを行う場合、PS4の内部設定で音声をHDMI出力にしてやれば、HDMIによるキャプチャで映像と音声をキャプチャする事ができるので、配信などではケーブル1本で事足りる便利さがある。
NEOGEOminiも、ミニHDMI端子から音声出力が同時に出ていれば、そうしたキャプチャ時にケーブル1本で事足りる事になるのだが、このあたり、どうなのだろうか?
普通に考えれば、HDMI信号に映像と音声が乗っていると思うのだが…。確定情報ではないので、知っている人がいたら教えて欲しいものである。
話は逸れたが、NEOGEOminiを持っている人はより多様性を持ってプレイする上で必要になる周辺機器はいろいろあると思う。その中で「ツナイデントNEO」は汎用的に使って行く上で必要となるデバイスとも言えるので、検討してみて損はないと思う。