大バンバン振る舞いキャンペーンは1月31日まで。
悩んだ挙げ句に
以前の記事にも「大バンバン振る舞い!今すぐカモン!キャンペーン」で無料になる2本を迷っている等と書いたが、1月も半ばを過ぎて〆切りまであと半月を切る状況となったので、そろそろ決めないといけないなと思い、対象ソフトを改めて確認しつつ、ソフトを選ぶ決心をした。
普段の自分では選びそうにないソフトで、価格がそこそこ高めのソフトという視点で選択しようとして、以前は「Detroit: Become Human」と「Horizon Zero Dawn Complete Edition」を選んでいたのだが、「Horizon Zero Dawn Complete Edition」はFF14などMMORPGをプレイしている自分としてはボリュームに重みがありすぎるかな、という判断の下、最終的に「Detroit: Become Human」と「グランツーリスモSPORT」を選択する事にした。
正直、グランツーリスモSPORTはハンドルコントローラーが手元にないので、選ぶ意味があるのかどうかかなり迷ったのだが、私の好きな乗り物系ソフトでドライブシミュレーターとして何か一つタイトルを選ぶとした時、他ソフトよりもグランツーリスモSPORTは選ぶ対象になるだろうと考え、最終的に選ぶ事にした。
「Detroit: Become Human」はアドベンチャーゲームとしては王道とも言えるタイトルでありつつも、雰囲気から普段の私では選ばないだろうという基準で選んだ。
この2本を選んだ事で、最終的には11,000円超の価格を無料にした事になる。
もしこれが「グランツーリスモSPORT」と「Horizon Zero Dawn Complete Edition」だったなら、13,000円超の価格を無料にした事になるのだろうが、価格だけが選択肢ではない、と強がりを言っておこう。
ハンコンないけど…
グランツーリスモSPORTは言うまでもなくドライブシミュレーターとも言うべき、車を対象としたタイトルというのは周知の事実。PS3時代に「グランツーリスモ5プロローグ」「グランツーリスモ5」とプレイしてきた私だが、グランツーリスモ5が発売されたのは2010年11月というから、前作プレイから実に8年が経過している。
実の所、グランツーリスモ自体は2013年12月に「グランツーリスモ6」がPS3で発売されているが、私は購入しなかった。理由は前作でハンドルコントローラーの必要性を十二分に感じていたからだ。
だが、今回はあえてハンドルコントローラーのない今の状況でグランツーリスモSPORTを選んだ。理由はハンドルコントローラーがなければ絶対に買わないと思ったからだ。無料で選べるソフトだからこそ、ハンドルコントローラーがなくてもとりあえず持っておこう、と思えたわけである。
なので、今後ハンドルコントローラーは検討する事になる。最近はものすごい高級品ばかりなので、どこまでのものが買えるかはわからないが、ちゃんと楽しもうと思ったらハンドルコントローラーは必須と言える。
フィードバックシステムを搭載したハンドルコントローラーならば臨場感もあり、路面情報を手で感じる事もできるが、こういう高級コントローラーを買うだけの意味があるかは考えないといけない。こういうコントローラーをまともに買おうと思ったら5万円くらいの出費になるからだ。
私の状況で果たしてそこまで必要なのか? 純粋にハンドルという体裁を採っているだけでも操作にはかなりの違いが生まれるので、ここは熟考するところだと思っている。
気分はブレードランナー
さて、選択したもう一つのタイトル「Detroit: Become Human」だが、これは以前のBlogにも書いたとおり、まさしく近未来のデトロイトを舞台としたアンドロイドと人間との関係をテーマとしたアドベンチャーゲームである。
本作では、アンドロイドは人間の指示に忠実に従う便利な機械として存在していたが、それ故に人の雇用がアンドロイドに奪われてしまい、人間がアンドロイドを虐待するという事件が頻発、そんな折りにあるアンドロイドが人間を殺害するという事件が発生してしまうのだが、そのアンドロイドは人間同様に石を持っているようで、その後「変異体」と名付けられる…そんな世界のストーリーでアドベンチャーが進行する。
つまり、アンドロイドを黒人やユダヤ人と見立てた人種問題をテーマにしているとも言える内容なワケである。
ベクトルがちょっと違うかもしれないが…雰囲気はなんとなくブレードランナーっぽいところがあるように思えて、個人的には結構気になっている作品ではあった。
最初をちょっとプレイしただけなので、まだその内容の深くまでは見てはいないのだが、選択肢は多く、その他愛ない選択肢の後の脚本も用意されている重厚さは感じる事ができた。
また、近未来というある程度想像ができる世界の中にあって、様々な社会問題を突きつけられたときに、怏々として言えるのが全て揃えられた正解がないという事実を、ゲーム内で見せられるというリアリティを感じる事が出来た。
結局は可能な限りの最適解を出しながら社会が動いているという事実の中に人々はいる、というだけで、全てが大団円となる社会の中には生きていない、という事をゲームでありながら感じるのである。
そういう意味では、この「Detroit: Become Human」という作品は一度はプレイしておきたいタイトルではないかと思ってしまう。
それを無料で手に入れられたのは、何とも幸いだったというべきか。
ま、この年末年始でいろいろなソフトを追加したので、いつ時間をかけてプレイするかはわからないタイトルばかりだが、現時点で納得できるタイトルを無料化したと思っている。
アドベンチャーゲームは実況放送向けではないが、生放送できる環境も整っているので、そうした公開プレイというのも悪くないかもしれない。
ネタバレになるけど(爆)