すっかり忘れてたけど、どうするか?
残されたVega64
3月にRadeon VIIへと乗り換えた私の手元には、約1年使用したVega64が残されている。
もう一台PCを組まない限りは不要なカードではあるのだが、今まで取り外したまま放置している。
仮にもう一台PCを組んだとしても、Vega64ほどの消費電力を持つもの=性能のものは不要なので、この余ったVega64の処遇を決めなければならない。
Radeon VIIとCrossFireX(以下CFX)を組めるようであれば、活用の方法もあるだろうが、おそらく同じVega世代であってもCFXはできないだろうし、仮に出来たとしてもとんでもない消費電力になる割りに性能が伸びるわけではないので、Radeon VIIを使っていく上ではVega64はあまり意味を成さない存在と言える。
これがもし、Polaris世代のRX 580とかそのあたりのビデオカードなら、もう一台組んだときにまだ使いようがあったかな、という感じである。
と言うわけで、まず考えられるのは売却である。
ヤフオクで落札価格を調べると、大凡35,000円を超えるぐらいの価格で取引されている。
少なくとも私が持つシルバー筐体のリミテッド版は高ければ4万円ぐらいにはなる可能性がある。
これなら売却した方が他デバイスへの資金にもできるので良いかも知れない。
安定度
ただ、Radeon VIIを時々使っていて思うのは、Vega64の方が安定して動作する、という事である。
Radeon VIIに変えてから、何故かシステムが不安定になる事があったりして、本当の意味で安定動作させようと思えば、Vega64に戻す方が良いかもしれない…と考えている自分がいたりもする。
パフォーマンスを加味すれば、Radeon VIIからVega64に戻す事はまずあり得ないのだが、突然画面暗転などが起きるようだと、交換して安定性を求めるというのも一つの手と考えてしまう。
また、関連性があるかどうかはわからないが、Radeon VIIに交換した後に、無線ジョイパッドが突然認識しなくなるという問題が頻発するようになった。
私の環境だけの問題かもしれないし、供給電力の問題なのかもしれないとも思ったりもするが、起きる時と起きない時があり、その鍵になるパターンが全く検討がつかない。
Vega64に戻して同現象が起きるかはまだ確認はしていないが、間違いなくRadeon VIIに交換してから発生している問題なので、何かしら因果関係はあると思っている。
私の場合、PCは確かにハイスペックである事も重要だが、それ以上に使えなければ意味がない。なので、この観点一つでVega64を手放してよいものか、悩む時があるわけである。
何はともあれ、この結論も早々の内に出さなければならない。
Vega64の価値が今以上に下がる前に、である。