やはり売却する事にした。
手持ち資産の売却
メインPCにRadeon VIIを導入してから、取り外したRadeon RX Vega64はずっと放置していたのだが、長らくこのVega64の処遇について考えていた。
というのは、思いのほかRadeon VIIが安定しない為、最悪Vega64に戻す事も考えたからだ。
しかし、Radeon VIIの駆動電圧等を特に触る事なく運用している分には、とりあえずは一定の安定を見た感じがしてきたので、いよいよVega64の処分を検討した。それが今から3日前の事である。
もともと、私はこういうパーツに関しては付属品含めて箱ごと保存しているので、Vega64の現状写真を撮ればオークション等に出品する準備は簡単にできるようにしている。
なのでサクッとVega64の現状写真を撮影し、そのままヤフオクに出品する事にした。
最近はメルカリなどいろんな出品先もあるが、私は個人的にはまだヤフオクでいいかな、と思っている。
ヤフオクで、現在Vega64がどの程度の価格で落札されているかを調べて見たところ、40,000円で落札されているケースもあれば35,000円で落札されているケースもある事が判明した。
要するに、タイミング次第で40,000円という価格でも行けるという事でもあるのだが、私の場合の落とし所としては、35,000円以上で落札されれば及第点といったところだろう。
大凡の感覚が掴めたところで、いざ、出品である。
現状を確認する
3日前の話だが、その時に同じVega64の中古品がどれぐらいの価格で出品されているかが問題である。
同類項で調べて見ると、39,500円即決で出品している人がいた。開始価格も39,500円なので、入札=落札という出品方法である。同じ人が同じ内容で2件の出品をしていた。
この価格設定がある限り、これより高い金額での落札はあり得ない。そこで私は価格設定を36,000円開始で設定した。但し、送料は出品者側持ちというやり方である。そして即決価格として39,000円として設定した。たかだか3,000円の価格差だが、少しでも安く落札したいのが入札者の考え方なので、競った場合でも数回競えば即決価格になる、という状況を作り出す事にしたわけである。
入札終了は3日後、落札されなければ3回まで再出品するという内容で出品した。
最終日に動く
出品後、次々とウォッチリストに登録される様子が見て取れたが、すぐに入札してくる人はいなかった。
結果、入札者が出たのは最終日。ウォッチリストに登録した人が30人を超えた時である。
ようやく一人目が入札してきたので、これで最悪36,000円での落札は確定である。
あとはちょっとでも競ってくれれば…そう願っていたところ、もう一人入札者が現れ、最終的には37,500円での落札が確定した。ま、妥当なところである。
これで送料に1,500円かかったとしても36,000円、ここにヤフオクの利用料が乗っかると最終的には33,000円くらいのキャッシュバックになる。
たしか74,000円くらいでVega64を購入したと思ったので、41,000円でVega64を使用した、という事になる。
…1年ちょっとの使用期間の話なので、割高とも言えるが、少なくとも幾分かは軽減できた事になる。
おそらくRadeon VIIの時は同じように売却してももっと割高な用途になると思われる。
さらに、この先は普及帯からNaviテクノロジが発売されるので、Radeon VIIはより売却しにくくなるビデオカードになるだろう。
というわけで、とりあえずRadeon VII一択の状況になった。
ムダはなくなったが、同時に交換できる対象もなくなった。Radeon VIIがより一層の安定を得られる状況になる事を祈ろう。