こういうのを生み出すと無限の商品が作れてしまうのだが…。
侍魂限定版
SNKが6月27日に「NEOGEO mini サムライスピリッツ限定セット」を発売する。「覇王丸」、「ナコルル」、「橘右京」の3バージョンが用意されるようで、各バージョン限定20,000台で価格は各15,000円(税別)となる。5月16日より予約開始。
本体収録作品は、総数40タイトルと、総数こそ他NEOGEO miniと変わらないが、基本的にサムライスピリッツ6作品はほぼ網羅している。
カラーバリエーションが存在し、「覇王丸」は白、「ナコルル」は赤、「橘右京」は青の筐体カラーとなっている。なお、本体とPADはスケルトンデザインとなっているのが特徴である。
なお、この「NEOGEO mini サムライスピリッツ限定セット」は、PS4版「SAMURAI SPIRITS」を発売する記念の特別モデルであるため、SNKオンラインショップ限定でこの「NEOGEO mini サムライスピリッツ限定セット」とPS4版「SAMURAI SPIRITS」をパックにした「SAMURAI SPIRITS PS4 SPECIAL PACK NEOGEO mini」が発売される予定になっている。
NEOGEO mini 公式サイト
https://www.snk-corp.co.jp/neogeomini/
収録タイトルのバラツキ
こうしたレトロ作品を複数収録した製品を発売する時、その収録タイトルは何を基準にして決めているのだろうか?
もちろん、ある程度の方針の下に決められているだろうとは思うのだが、時々気になるのは、シリーズ作品で初代が収録されていないのに2作目が収録されていたりする時である。
私は基本的にシリーズ勢揃いというのが好きなのかもしれないが、一つのシリーズは全て揃っていて欲しいと思うタイプなので、何の関係もない作品がバラバラに収録されるよりは、シリーズで纏まって収録されて欲しいと思っている。
今回の「NEOGEO mini サムライスピリッツ限定セット」に関しては、サムライスピリッツに関しては6作品が網羅されているが、その他の収録タイトルに関しては、例えば龍虎の拳だと初代は収録されているものの、龍虎の拳2は収録されせていないし、その外伝も収録されていない。
また、月下の剣士に関しては、第二幕が収録されているのに、第一幕が収録されていない。何か中途半端な感じがしてならないのだが、私のように思う人はあまりいないのだろうか?
SNKが全ての権利を持っているのだろうから、こういう作品のチョイスにおいて版権問題というのはあまり存在しないと思うのだが、そういう状況であっても、なぜシリーズが揃って収録されるという事がないのだろうか?
やはり面白いタイトルのみを集めた、などそういう理由なのだろうか?
確かに、収録タイトルの中でシリーズ全てを網羅するよりは面白いタイトルだけを収録して全体の底上げをするというのも解らなくはないのだが、何かこう揃っていないと釈然としない感じがしてならない。
とりあえず、NEOGEO miniを以前買わなかった人は、PAD含めてセットの本製品はある種「買い」ではないかと思う。