届いたコンプリートパックに違和感。
まずは開封
本日、FF14のコンプリートパックが届いた。もちろん、内容的には漆黒のヴィランズまで含まれた完全版である。
私は今まで、インストールデータの再整理を兼ねて拡張パックが発売される時期に合わせてずっとコンプリートパックを買っている。
蒼天のイシュガルドの時も、紅蓮のリベレーターの時もそうである。
だが、今回の漆黒のヴィランズを含めたコンプリートパックを導入した際、ちょっとした違和感を感じた。
まず、キャラクター等のデータのバックアップを取った後に今までのプログラムをアンインストールして、まずまっさらの状態に戻す。
その後、DVD-ROMを入れてクリーンインストールを開始したのだが、ここで違和感を感じた。
結局ダウンロード
アレ? インストールプログラムのインストールが異常に速い…。
その違和感を感じつつ、インストールされたプログラムを起動させると、紅蓮のリベレーターのスタートアップ画面が表示され、ネットから大量のデータをダウンロードし始めた。
そのダウンロード時間、およそ160分。
ここで気がついた。そういえば、同梱されている光学メディアが1枚しかないのである。
現在FF14のプログラムは30GBを超える大型プログラムになっている。だから光学メディア1枚で当然足りるわけがない。
つまり、今回のコンプリートパックの中身は、インストールするためのスタートアッププログラムしか入っておらず、あとはサーバからゲームプログラムをダウンロードする形になったと考えられる。
しかも、インストールメディアに付いてきたレジストレーションコードも、プログラムインストール時にコード入力するのではなく、予めスクウェア・エニックスが運営するモグステーションのサービス一覧で製品コードとして登録し、私のオンライン上でのアカウントに漆黒のヴィランズを含めた製品を所有しているという状態にする事で、スタートアッププログラムがインストールすべきプログラムをチョイスとしてダウンロードさせるという方法に変わっていたのである。
これであるならば…コンプリートパックを購入する意味はなく、単純に漆黒のヴィランズのパッケージだけを購入すれば事足りる話になる。
何故なら、漆黒のヴィランズを登録してからインストールし直したくなったとしても、紅蓮のリベレーターのスタートアッププログラムを立ち上げれば、勝手にサーバから必要なデータを再ダウンロードするのだから。
しかも、スタートアッププログラムはネットからのダウンロードも可能になっているから、実際は以前のコンプリートパックの光学メディアも必要ない。
漆黒のヴィランズ 製品コード登録方法
http://j.mp/2YtkBQh
購入はレジストレーションコード
ココから分かる通り、既にコンプリートパックは光学メディアを売っているのではなく、単純にレジストレーションコードを売っている、というだけのものだったという事である。
全体のプログラムが肥大化してしまったが故に、何枚もの光学メディアをパッケージで売るのではなく、立ち上げる為のキープログラムだけを提供し、あとはダウンロードするという手法を採ることで、常に最新版プログラムを提供できるという仕組みに改めたという事である。
個人的には、2層のBD-ROMでプログラムを提供して欲しかったのだが、もともとオンラインでプレイするゲームなのでネット接続は必須。だから古いプログラムを販売するのではなく、その時の最新版をダウンロードさせる方が無難という結論なのだろうと思う。
この考え方なら、以前からプレイしていた人はコンプリートパックを購入する意味はまるでない事になる。
単純にレジストレーションコードがあれば良いのであれば、今までの紅蓮のリベレーターまでのコードは既に登録済みなのだから、漆黒のヴィランズのみの拡張パックを購入する事と同義になる…いや、アーリーアクセスが可能な事を考えると、拡張パックを購入するコトの方がメリットがある事になる。
というわけで、昨日は紅蓮のリベレーターまでのプログラムを再ダウンロードするまでで力尽き、本日漆黒のヴィランズのプログラムをダウンロード、インストールした。
まさかこんなオチになるとは思わなかったので、次回からは拡張パックだけを購入するコトにしようと思う。
まさに人柱的な買い物だったと言えよう orz