PCエンジンminiに新たに8タイトル追加。
日本版は58タイトルに
コナミが2020年3月19日に発売予定のPCエンジンminiの収録タイトルを、50本から58本にすると発表した。
新たに追加されたタイトルは「天外魔境II 卍MARU」、「ドラゴンスピリット」、「源平討魔伝」、「ワルキューレの伝説」、「ギャラガ‘88」、「スプラッターハウス」、「精霊戦士スプリガン」、「スプリガン mark2」の8本で、欧州版および米国版はこの内「天外魔境II 卍MARU」は収録されず、全57タイトルとなる。
もともと収録される予定の50タイトルとしても、海外タイトル含めて50タイトルなので、この収録数が正しいのかどうかというところにはいろんな意見があるだろうが、日本語版、英語版ふくめて国内版は58タイトル、海外版は57タイトルという事になる。
ちなみに国内版は、海外版に収録される「沙羅曼蛇」は収録されず、替わりに「ときめきメモリアル」が収録される。どちらが良かったかは人によるだろうが、個人的には「沙羅曼蛇」は既存のプラットフォームではアーケードアーカイブス等で販売されているので「ときめきメモリアル」が収録される方でよかったのではないかと思っている。
今回追加されたタイトル8本の内、4本がナムコのタイトルとあって、ナムコの権利問題がクリアになった事で今回の発表になったのではないかと考えられる。
では他にも今後可能性があるのでは…とも思ってしまうが、残念な事に同日コナミから「これ以上の追加タイトルの予定はない」という事が発表され、明らかになった。
うーん、残念(>_<)
発売日に入手するには
これ以上の追加タイトルがない、という発表は、本日Twitchにて緊急生放送が行われ、そこで明らかになった情報である。
それによると、8月18日までの予約分は発売日に到着予定になるが、それ以降の予約分に関しては到着が遅れる可能性があると言及された。
なのでどうしても当日までに欲しいという人は、今すぐAmazon.co.jp等で予約するしかない。Amazon.co.jpでは国内版も海外版も予約できるので、欲しい人は急いだ方が良いだろう。
また、Amazon.co.jpではHORIから発売される連射パッド等も発売されるので、それと併せて購入すればシューティングゲーム等では快適にプレイできるだろう。
ちなみに私は既に国内版と連射パッドを予約済みである。
PCエンジンGTモード
Twitchによる緊急生放送では、追加される8タイトルの実機デモが行われたが、それ以外にも新たなゲームモードが搭載される事が発表された。
それが「PCエンジンGTモード」と呼ばれる画面設定で、PCエンジン末期に登場した、Huカードのみ使える携帯型PCエンジンの画面モードとなる。
PCエンジンGTは、フルカラーのTFT液晶を搭載した携帯機だったが、その価格が44,800円と非常に高価だった事から、私も実機すら見たことのない幻の携帯機である。
今回PCエンジンminiに搭載される「PCエンジンGTモード」は、Huカードタイトルだけでなく、CD-ROMタイトルもプレイできるので、現実にはあり得ないPCエンジンGTによるイースⅠ・Ⅱなどが実現可能となる。
この画面モードでは、PCエンジンGTのTFTカラー液晶のブツブツ感までもをリアルに再現しているとの事なので、当時を懐かしむ事ができる人には満足できるものではないかと思う。…が、私は多分このモードは不要だな(爆)
今回の緊急生放送で、大凡今まで不明だったところが見えてきたのではないかと思う。
価格が高いか安いかは人それぞれの判断があるが、懐かしいタイトルを総合的に格安でプレイできる事は間違いがないので、気になる人は予約を急いだ方がいいだろう。
Twitch PCエンジンmini生放送
https://www.twitch.tv/videos/464206566