FF14の漆黒のヴィランズ、ホントはもう終わってても不思議じゃない。
環境整備ばかりで進まない
社会人でFF14をブレイしている人の内、平日もガッツリとプレイできている人はどれぐらいいるんだろうか?
私はというと、残念ながら平日はほとんどプレイできていない。他にもやっている事があるし、ちょっとだけでも…と言ってもログインできない日があったりと、結局は遅々として進まないのが現状である。
そんな中で漆黒のヴィランズをちょっとでも進めないと、とプレイしているのだが、インベントリの枠が足りない問題が発生した事を発端に、プレイ環境が邪魔をして進めるのが困難になったりして、どちらかというとそういう環境整備で時間をさらに採られるようになり、結果、メインクエストが進んでいないという状況が生まれたりする。
ただ、それだけだとやっぱりモチベーションが上がらないので、環境整備しつつちょっとでもメインクエストが進められるようになれば、話を進める…という事をちょこちょこ繰り返しながら進めているのが今の状態である。
そんな感じでちょっとずつ進めているのだが、とりあえずアムアレーンに西側から侵入した後のストーリーを進めて、自分として由々しき事態が発生した事を今回は書いていこうと思う。
というわけで、以下、ネタバレになるので見たくない人は避けて欲しい。
廃都ナバスアレンへ
アムアレーンを西側から進んでいるのは、廃都ナバスアレンへと向かう為である。
その結果、トロッコを使って廃都ナバスアレンまで進むのがもっとも良い方法だろうという判断から、トロッコを動かすべくトゥワインへと向かったが、トロッコの動力となるタロースという石巨人を動かす事ができず、結果トロッコが動かないという壁に遮られてしまう。
タロースは、エオルゼアのマメット(魔法人形)等と同じように、動力となるコアから供給された魔力を四肢に伝えて動いているのだが、そのコアが壊れていて動かないという。そのコアは鉱山でとれる石(魔力のある宝石)なのだが、体を構成している材質と同じ地域で採れた石が最適だという。
結果、主人公一行は近隣の鉱山に入り、何とか石を発見する。ここに鉱山に働く者たちの人間模様が絡んでくるのだが、そこは割愛する。
何とかタロースを動かす事に成功した一行は、トロッコで廃都ナバスアレンへと向かう。
光の巫女ミンフィリアとの再会で、今目の前にいるミンフィリアが人格として残るのか、それともかつてのミンフィリアが残るのか、それはわからない。だが、今後の大罪喰いとの戦いにおいて、本当の力を持つ光の巫女が必要になる事は間違いない。
ミンフィリアは不安を抱えつつ、それでも廃都ナバスアレンへと向かう。ここらへん、サンクレッドとミンフィリアの心の揺れ動きが実に上手く描かれている。活躍できない自分に悩み、その事との決別の為に覚悟を決めるミンフィリアは、漆黒のヴィランズの中ではもっとも感情の起伏が見えていたのではないかと思う。
覚悟の一戦
タロースがトロッコを押して廃都ナバスアレンへと向かう中、突然トロッコが何者かに襲われ、トロッコごと吹き飛ばされる。
正直、プレイしている私もびっくりした演出だが、ここにきてラケティカ大森林で奈落の底に落ちたはずのランジート将軍が再び登場する。
本体はアムアレーンの東地域に展開しているユールモア軍だが、ランジート将軍だけが先読みして西側に出張ってきていたのだ。
超絶なまでの強さを誇るランジート将軍だが、ここでサンクレッドは主人公とミンフィリアに先に行けと自らがランジート将軍を留める作戦に出た。
ちなみにココではプレイヤーはサンクレッドを操作してランジート将軍と戦う事になる。ハッキリ言って…失敗する事はないだろうが、苦戦は必至の戦いである。
サンクレッド…何か、原初世界にいた頃より圧倒的に強くなった感じがするのだが…こんなに変えてしまっていいのだろうか?
そしてサンクレッドの戦いを後にし、先行した主人公とミンフィリアは、廃都ナバスアレンに入り、遂に光の巫女との邂逅を果たす。
私のミンフィリアを返して
さて…ここでストーリーとは別に一言言っておきたい。
「吉田ぁぁぁぁぁっ! 私のミンフィリアを返せーーーーっ!」(爆)
もうね、吉田Pに文句をどれだけ言いたいか。
何故、ミンフィリアをあのようにしてしまったのか…。
ストーリーとしては、第一世界のミンフィリアと、光の巫女となったかつてのミンフィリアが出会い、第一世界のミンフィリアのみんなの力になりたいという意思の元、人格としては第一世界のミンフィリアが残り、光の巫女たる力を内包する事となる。
だが…その結果、第一世界のミンフィリアに大きな変化をもたらす事になる。
何と、髪が赤毛となり、瞳がクッキリハッキリしたのである。
ハッキリ言おう。瞳はまだいい。いや、むしろ真なる自らの意思を宿した後なら、この瞳になるのは私としても賛成である。
だが、問題は赤毛の髪である。
何故赤毛にしたのだ?!
髪はそのままでもよかっただろうに、何故変えてしまったのだ?!
ハッキリ言って、ミンフィリアの魅力は半減…いや、それは言い過ぎかも知れないが、光の巫女としての生き様を考えたら、やはりここは金髪は残して欲しかった。
ちなみに、シナリオ的には本来のこの女の子の姿になった、という事らしいのだが、私としては残念極まりない話である。ちなみに…私が特別「金髪」が好きという事ではない、とだけ言っておく。
キャラクターの全体的なバランスを考えると、このキャラは金髪がよく似合う。瞳に意思が宿った、という変貌だけに止めて置いてくれたなら、私は大絶賛しただろうに…。
ストーリーに関しては詳しくは書かない。ただ、光の巫女として分かたれた魂が融合を果たした結果がこのような変化をもたらした…という事である。
アムアレーンの大罪喰い
とりあえず、第一世界のミンフィリアはミンフィリアではなくなった。
本来の姿を取り戻した(ま、結果的にそういう事になる)ので、本来の存在として新たな名を持つのが良いという事で、かつての名で呼ぼうという事をアルフィノは提案するが、記憶がなくかつての名を思い出せないという。
というわけで、サンクレッドが名付け親になる事に。そこで付けられた名が「リーン」である。
何でも「妖精語で「祝福」を意味するもの」という事らしく、ウリエンジェの妖精語講座でサンクレッドが知った名だという。…ウリエンジェ、そんな事してたのか(爆)
そして、真なる力を手に入れたリーンによって、大罪喰いがマリカの大井戸にいる事が判明した。
現在Lv.79、育ちすぎである。
もうね、敵Lvが77なので、装備が多少レベルが低くてもどうにでもなる戦闘である。
結果、大罪喰いを倒す事が出来たが…ついに主人公が体に異変を感じ始める。光を吸収仕切れなくなる一歩手前まで来てしまったようだ。…って、リーンが過剰となった光を受け止めればいいんじゃないのか? と思わなくもないのだが、何故か主人公がひたすら受け止め続ける。
その後、クリスタリウムに戻り、エメトセルクのご高説を聴く事に。でもコイツの話は実に面白い。
その後、次なるコルシア島に向かうところで、今回は終了した。
進行度70%
おそらく、今回の進行で漆黒のヴィランズの進行度は70%を超えた辺りまで来たのではないかと思う。
段々ストーリーの核心が見えてきて、漆黒のヴィランズは蒼天のイシュガルドに並ぶ名作だと実感し始めている。
第一世界でこういう話が作れるのだから、パッチ5.xシリーズが終わったら、今度は別の第2世界とか第3世界とかで異変が発生し、同じように世界の統合を阻止するストーリーが作れてしまう…そんな気がしてならない。
ちなみに今は、原初世界含めて7つの世界が存在しているという事だから、第一世界を救った後にあと5つの世界を再現できる事になる。…もし、本当にそういう展開になったら、それはそれで面白いのか? と考えてしまうのだが。
何はともあれ、今回はミンフィリアの件で絶望を感じ得ない。
綺麗な金髪のままだったらホントによかったのに…赤髪は妖精王も同じなのだから、赤髪キャラはそちらに任せてしまえばよかったのに…といつまでもぼやいていたい気分である。
とりあえず、またキャラクターの環境整備にもどりつつ、進めていこうと思う。