ブラックフライデーにつづいてまだ安売りを続けるのか。
安売りという名の脅迫
Amazon.co.jpがサイバーマンデーを実施する。
確かにモノは安く買えるので、消費者からすればありがたい話ではあるのだが、先日もブラックフライデーがあり、中国の独身の日から続いてここしばらく安売りが横行している。
私自身、欲しいモノがないか、いろいろと見て回ったが、コレ、とぶつかるモノがあまりない。もちろん、買って使えば便利だろうなぁ、という製品があるにはあるが、ホントにコレが必要か? と思い直すと、別に買わなくていいか、となってしまうものばかりである事も事実である。
この一連の安売りだが、私にはどうしても「買えよ」という脅迫に見えて仕方が無い。
もちろん、買わなければ買わないでどうという事もないので脅迫というのは言い過ぎで間違っているとは思うのだが、販売会社の脅迫というよりは、世間一般からの「買えよ」的脅迫に感じるのである。
「みんな安いから買おうぜ」的な、赤信号みんなで渡れば恐くない方式の強迫観念というか、そういう雰囲気を感じるのである。
前述の通り、買わなくてもどうという事はないので、強制力は全くない。だから単に安売りであり、欲しい人には最適なセールである事は間違いないのだが、取り扱われる製品を見ると、品質的にどうなの? という製品が多い様に見えるのである。
中には高級品…でなくても品質がシッカリしているものもあるだろう。だが、全般的に見て「何コレ?」的なものも多く、単に「物流が大きく動き、お金がたくさん動いてます」という事をアピールしているようなものに見えて仕方が無い。
このように考えてしまう私は…やはりマイノリティなのだろうか?
ホントに欲しいモノ
私が変わっているのかも知れないので、絶対にそうだろう、という事は言わないが、私が本当に欲しいと思うものは、残念ながらサイバーマンデー等の安売り品には存在しなかった。
一般的には大量に売れるものを取り扱っているのだろうが、私の拘りに応えてくれる製品には今までこうしたセールで出会った事がない。
どうせ買うなら、自分の気に入ったものが欲しい、という私の考え方が古いのか?
今はどうせ一時的に使うものだから何を買っても同じだよ的な考え方が中心なのか?
どちらなのかはわからないが、少なくとも私は前者の考えを持つ者なので、ひょっとしたらサイバーマンデー等の安売りには適していない人種なのかもしれない。
ただ…やはりこうしたセールでは大量にモノが売れ、大きなお金が動くんだろうなぁ、とは思う。販売会社をやっていれば、こうしたセールを実施する等の施策は必要になるんだろうとは思う。
つまり、良いものは安売りしない、という事なのかもしれない。
ま、当たり前だよね(-_-;)