2019年も本日がラストデーである。
令和元年とは言えど…
2019年も残すところあと1日となった。
平成が終わり、令和が始まるという年だったわけだが、皆さん如何にお過ごしだっただろうか?
…いや、何のインタビューなんだよ(爆)
とりあえず、私の話をするならば、正直、あまり良い年だったとは言えない年だったかな、と思っている。
本来、新しい元号の始まりとして、良い年であって欲しかった所だが、私的には母親が骨折して入院したり、しかもその入院から戻ってきても、生活状況は以前のスタイルに戻らず、未だに混迷を極めている状態である。
平穏な一年とはなかなか言えない年…それが令和元年だったといえる。
AMDの躍進
ただ、PC業界では大きな変化が訪れた年でもあった。
私が長年期待していたZenアーキテクチャの第2世代が遂に公開となり、Zen2アーキテクチャとして遂にIntelの性能に追いつくという偉業を達成した。
これによって、Intel絶対主義だったPC業界も揺れ動いた。
何と言っても、マイクソフトが自社ブランドとして展開するSurfaceに、Ryzen採用モデルをラインナップし、Intel一色だったラインナップに衝撃が走った。
これはIntelのCPU開発…というより、ウェハの製造技術が足を引っ張って思うような製品ラインナップを構築する事ができなかった事が大きい。
この流れはおそらく令和2年も引き続いていくとみられるので、私としてはZenアーキテクチャの次の世代もIntelと互角以上の戦いを見せるとみていて、今から期待している。
またAMDはGPUでもNVIDIAに並ぶ製品を投入しはじめた。
Radeon RX 5700シリーズ、つまりRDNAアーキテクチャのGPUの性能は、ようやくNVIDIAに並びつつあるところまで躍進した。今後はレイトレーシング機能を拡充させつつ、第2世代のRDNAアーキテクチャを投入してハイエンド製品へそのラインナップを広げていくとみられるが、その性能が今から気になる所である。
こうしたPCのトレンドとあわせて令和2年に期待されるのが、次期PlayStationであるPS5の存在である。
PCよりも高速なSSDを搭載しているという噂のコンシューマ機だが、その姿が今後より明確になっていくはずである。もちろん、これに合せてライバルのXboxも新型を投入してくるはずだが、ゲーム業界はストリーミングサービスも本格化する事から、全体的にどのような方向性をもって広がっていくか、とても気になる一年になりそうである。
そういう意味では、今年はそうした情報ばかりが先行して、あまり実になっていなかった一年とも言える。
Displayにとって
そしてもう一つ、私としては今年結局あまり盛り上がる事ができなかったと思っているのが液晶ディスプレイパネル業界だったように思う。
市場要求のあるHDRの要求は満たせてきているが、それに合せて高リフレッシュレートという性能が追いついていない為、製品として魅力的なものがあまり世に出てきていないように思う。
ひょっとしたら、既存のVAパネルやIPSパネルでは限界に来ているのかも知れないし、有機ELパネルでは耐久力的に要求を満たせなかったのかも知れない。
なので、一見いろんな製品を世に出しているとみていてても、決定打と言える製品が登場しなかった年と言える。
令和2年では、ミニLEDパネルが登場し、安価で高速性に優れ、広色域に優れたパネルが登場してくれれば…と願わずにはいられない。
個人的には、そうした新しい世代のパネルが中核を担うなら、ぜひ日本メーカーの復権を希望したいところだが…そのあたりは難しいかもしれない。
どちらにしても、来年は市場要求を満たす製品が登場すること、またそれらを登場させやすいように、業界指標が明確に示される年になるといいなと思えてならない。
Blogの在り方
そして…今年一年を振り返って、もう一つ考えねばならないかなと思ったのが、本Blogの在り方についてである。
私は基本「毎日分をアップする」という方針でBlogを続けている。
当日更新できなくても、最終的には1日に1回の記事をアップする事を心がけていて、今の所それは何とか踏みとどまって成立させている。
だが、ネタに苦しむ事も多々ある。生活環境上、いろんなものを購入して記事にするというのも無理が出てきているし、調べる項目が多く鳴ればなるほど、記事を書く時間が長くかかる。
正直、もう限界かな、と思う事も多々あった。
生存確認の意味を持って毎日分更新を続けてきたが、今やTwitter等でもそうした生存確認はできるわけで、あえてBlog化させる意味がない状況とも取れる。
そんな中、Blogを毎日分更新する意味は果たしてあるのか?
ただ、このまま書かなくなると、もう元には戻れないという気もしていて、続けるべきという考えがあるのも理解している。
結局、文章をちゃんと書くことができるようにと始めたBlogは、今日では私の生存確認の手段の一つとなり、それで今も続けている。
来年はこれを見直すか?
とりあえず、そういう状況を再確認し、再検討する年になるだろう。
と言うわけで、2019年も当Blogに訪れて来て戴いた方に感謝を申し上げたい。
今の所、来年もテキトーなライフスタイルを垂れ流していくつもりなので、また宜しくお願いしたい。