発売から早2ヶ月半。ようやくプレイ開始。
最初からプレイ
十三機兵防衛圏をようやくプレイ開始した。
発売日にソフト単体は購入していたものの、その後FF14が忙しくなり、ずっと放置していた。プロローグ版をプレイし、その後体験版としてゲーム開始時から6時間ほどプレイした事もあり、そのセーブデータを引き継ぐ事もできたが、既に発売から2ヶ月半も経過しているので、この際だからと最初からプレイする事にした。
この十三機兵防衛圏だが、発売された直後は思ったほど販売本数は伸びなかったらしい。その後、口コミなどでその面白さが評価され、途中入手難になるという事もあった。
そのプレイ後の評価はとても高く、プレイした人のほぼ全ての人がそれなりの満足を得られたという、ある意味希有な作品と言える。
そんな前評判が良いという事は、プレイする前からわかっていた私だが、実際にプレイするまでに発売から2ヶ月半も開けてしまったのは、ある意味痛恨の極みだったかもしれない。
十三機兵防衛圏というゲームは、ジャンルはアドベンチャーゲーム&シミュレーションゲームという区分になるのだろうが、おそらくその本質は考察型アドベンチャーゲームではないかと思っている。
というのは、伏線からあらゆるところに張られていて、ストーリーが単調な一本線で語られていない作品であり、その謎解きの中でいろんな設定から答えを深読みし、全体像を探っていくというのが本作の醍醐味だからだ。
だからストーリーを楽しめないと本作は面白くない。もっとも、ストーリーを楽しめない人はいないとは思うが、ただ単調なアドベンチャーではないところに、本作の真髄がある…らしい。
“らしい”としているのは、私がまだ始めたばかりだから。
ただ、以前プレイした体験版6時間分でも、その流れは十二分に分かっている。
ここから先は、そうした謎解きを存分に楽しんでいきたい。
プロローグ
最初からプレイすると、やはり繰り返しには鳴るもののプロローグから始める事になる。
プロローグはアドベンチャーパートから始まるが、そこで13人に主人公の周辺事情からストーリーが始まる。
1980年代のストーリーから始まり、途中太平洋戦争時に時代が移り変わったりもするが、概ね1980年代ベースのストーリーが印象的である。
ヴァニラウェアという事で、アドベンチャーパートは綺麗な2D画面で進行していくが、とにかくキャラクターが細かく動く。これでもかというぐらい動く。
イマドキなら全てのキャラクターを3D化してしまうところだが、3D化したキャラクターでもここまで動かないというぐらいに2Dで動くので、ある種の感動すら覚える。
また、時代を象徴するような展開も次々と盛られていく。
奈津乃のブルマ姿なんか、この時代を象徴しているとしか言いようがない(爆)
おそらく…おっさんホイホイなゲームではないかと思うが、そういう側面を持ちながら厨二病まっしぐらな設定がこれでもかと続いていく。
もうね…雰囲気だけで神ゲーと呼ばれたのもうなずける話である。
とりあえず、最初からのプレイなので、今の所全キャラのプロローグクリア止まりである。
今後ちょっとずつ地道に進めていき、じっくりとプレイしていこうと思っている。
十三機兵防衛圏は慌ててプレイするのがもったいない!
そう思わせてくれる、希有な作品だと言っておく。まだ未プレイな人はぜひプレイする事を検討した方がいいだろう。