解決したかと思っていたが…。
原因特定が難しい
今年1月9日に当Blogでも記事にしたが、PCが突然シャットダウンするという問題が再発している。
主としては動画再生時に起きる問題なのだが、動画ファイルを再生している時やブラウザで動画を再生した際によく発生するのだが、突然画面が固まり、その後暗転、そのまま一切の操作を受け付けず、再起動がかかるという状況になる。
前回の時は、ネットからその原因が「Microsoft Visual C++2010再頒布可能パッケージ」にあるという記事にたどり着き、これらを削除する事で問題が解決した状況を確認したのだが、その後再発し、真なる原因は他にあるという事を知るに至った。
正直、この時にもいろいろと原因を探ったのだが「Microsoft Visual C++2010再頒布可能パッケージ」に原因があるという事しか突き止められなかったので、その他の原因など検討も付かないのだが、改めて他に事例がないかを調べる事にした。
…が、いくら調べてもやはり決定打となるような情報が出てこない。
根本的な問題として、ディスプレイドライバとハードウェアの何かしらかの相性が良くないのかもしれない、という気はしているが、それも絶対的な話ではない。
ただ、いくつか参考にしたいサイトを見つけた。
ハウツーIT パソコンの原因不明なフリーズを解決する方法
https://howto-it.com/pcfreeze.html
Microsoft Windows10で動画ファイルがフリーズする
http://j.mp/3bhTHS7
決定打にならず
前者は、結局原因として「Microsoft Visual C++2010再頒布可能パッケージ」だろうという結論に至ってはいるものの、まず最初にフリーズした時の原因調査として、イベントビューアーを見るという流れを紹介している。
これによって、どのタイミングで何のプログラムが原因なのかが見えてくる。
私の場合、ここにAMDと書かれたフォルダ内にあるプログラムが原因と出てくるので、ほぼRadeonのドライバ関係ではないかという予想ができる。
ではドライバの何かを処理すれば治るのか? という事に関しては、次なる一手が出てこない。
後者は、今回新たに見つけた原因を特定していて、実はIntelのSkyLakeシリーズは、CPUに大きな負荷がかかる場合システムがフリーズする危険性がある、という事に言及していて、BIOSレベルで修正した事例が書かれていた。
私が使用しているCPUはCore i7-8700Kなので、第6世代のSkyLakeよりも世代の新しい第8世代のCoffee Lakeに属するものなので、Intelから各社に出回っている情報から作られたBIOSでは既に対策が採られているはずなので、今更私のマザーボードのBIOSを上げても意味はないだろうと思われる。
と、見つけられた情報はホントに参考程度にしかならないワケで、真なる原因には程遠い状況である。
Intel CPUへの不信感
実は、私の中ではIntel CPUの中に何とも言えない不信感というものが募っている。
Spectre、Meltdownと続いた投機的実行バグに始まり、その後も同じような投機的実行バグが相次いで起きた。
これらの問題がAMD製CPUであれば全く無問題かというとそうではないだろうが、明らかにIntel製CPUの方がその脆弱性は多く、ただ脆弱性があるだけでなく、それが原因で不具合を引き起こす可能性もあるワケで、自分の中ではどうしようもないぐらいにIntel製CPUに安心できない状況があると思っている。
当Blogで私が第3世代Ryzenの話をよく持ち出したのは、もちろん技術的興味があった為でもあるが、私自身がRyzenシリーズに乗り換えたいという気持ちがあるためである。
なので、こういうフリーズが起きるとかいう問題が頻発すると、自然、そろそろCPU含めたプラットフォームを刷新しないとダメか? と考えてしまう。
性能的に言えば、まだまだCore i7-8700Kでも十分なのだが、信頼製という部分で更新したくなるわけである。
それとも、マザーボードのBIOSを今更ながらアップデートしてみるか?
正直、BIOSのアップデートに関しても結構冒険的な要素があるので、本音としてはやりたくないのだが…。
BIOS
何故BIOSアップデートを嫌うのか?
実は以前の私はBIOSアップデートに関して結構積極的だった。
理由はシステムが安定する事が多かったからだ。だが、一度安定してしまえば、BIOSアップデートという行為そのものが不安要素になりかねない事を知っている。
そもそも、このBIOSのアップデートは、フラッシュROMにプログラムを書き込む行為で、この書き込みに失敗するとマザーボードを破壊する…というか使えなくしてしまう恐れがある。
つまり、相当にリスクの高い行為なのである。
なので、システムが安定するまではBIOSのアップデートはやむを得ずやっていたが、一端安定するとそこからあまり触りたくない、というのが本音なのである。
しかし、今新たに不安定になってきた段階なので、BIOSをアップデートすべき状況になってきている。それは重々承知しているのだが、今のBIOSはIntelのマイクロコード問題の対策を入れているので、一度そのBIOSにアップデートすると元に戻せなくなる旨の記載がなされている。
戻せないという事が、私にとって相当な不安要素であり、このBIOSアップデートを躊躇わせる一因になっている。
ただ、何らかの形でシステムが不安定なのだから、アップデートせざるを得ないのだろう、という気持ちもある。
まさに板挟みである。
というわけで、近々の内にBIOSアップデートはしてみなければならないかな、というつもりではいる。
私が現在入れているBIOSのバージョンは1.7だが、最新版はすでに4.2にまでアップされている。
AsRock BIOSアップデート
http://j.mp/2Oxuhq6
流石に大きく変わっているはずなので、まずはBIOSアップデートを実施して様子を見てみようと思う。
それでダメなら…CPUとマザーボードを交換する事を検討しなければならないかもしれない。
最低限の環境でOS再セットアップがまず先なのではないかなーと。
返信
コメント、ありがとうございます。
普通に考えれば、まず最小限構成で再セットアップでしょうね。
ただ…面倒なんですよ(爆)
現時点でゼロから現環境を再構築するのも大変だし(-_-;)
それに、BIOSのアップデートがver1.7で止まっていたのは、単純にその頃はIRSTを利用していた事もあって、BIOSの設定をRAID構成にしていて、アップデートでその構成を壊してしまうのを嫌っていたからなんです。
その後IRSTでトラブルが発生、未曾有の危機を経験して今はそうした小細工なしの環境にしているので、それならBIOSアップデートしてマイクロコードの不具合等を全部修正してしまってもいいかな、と。
システムをもっと大がかりに更新するタイミングだったなら、一部のパーツを交換して一気に現環境の再構築をするんですけどね。
今はそのタイミング待ちってところですかね。
でも、普通は再セットアップが正しいと思いますw
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