胃カメラと違ってやる事が大がかりなのがイヤだねぇ。
前日からの準備
今年の健康診断で大腸に関して「要検査」としてD判定が出た。
実は…昨年も出ていたのである。なので、昨年も大腸内視鏡検査を予約するところまでは行ったのである。ただ、昨年は当日になって蜂窩織炎が発症、高熱で病院にかかり、結果、その予約では大腸内視鏡検査を行わずキャンセルした。その後、再予約して受けようと考えていたのだが、多少時間を掛けすぎた事と重なって、母親が右腕を骨折し入院、という事態となったため、予算的に大腸内視鏡検査を断念した。
何故予算的に断念したかというと、大腸内視鏡検査で大腸内にポリープが見つかった場合、その場でそのポリープを切除するのだが、その場合、1~3日の入院となり、かかる費用が結構大がかりになるのである。
ポリープが100%ない、と言い切る自信がなかった事もあって、結果昨年は大腸内視鏡検査を諦めた。
しかし、今年の健康診断でもやはり大腸にD判定が出てしまったため、今年こそは受けねばなるまい、と先日大腸内視鏡検査を予約し、その予約日が明日だったりする。
昨年も予約時にいろいろと前準備が大変だという事は訊かされていたので、今年の予約時にももう一度説明を受けてその準備を改めて再確認したが、やはり結構面倒くさい事が沢山あり、準備そのものはもう3日ほど前から行っている。
まず、3日前ほどから腸内に残りやすいものを食べない、という事を続けている。海藻類や豆類、あと食物繊維の多い葉物はダメで、食パンや豆腐などが良い、とされているので、結構限定された食事をここ3日続けている。
そして前日である今日は、そこからさらに準備が必要で、明日検査当日の朝から飲む事になる下剤「ニフレック」を作る事から始めた。
ニフレック
この「ニフレック」とは、ポリエチレングリコールという薬剤が含まれたもので、元々は粉状のものなのだが、コイツを2リットルの水で溶かして、明日はこれを2時間かけて飲むことになる。
水は腸内で吸収されるので、腸内洗浄として飲んでもあまり意味はないのだが、この「ニフレック」ならば腸内で吸収される事なく排出されるので、大腸内視鏡検査ではよく使われるらしい。
で、問題はこの「ニフレック」がマズイという事。一応、味としては「さわやかレモン味」らしいのだが、ポカリスエットほど味が濃いわけではなく、またサッパリもしていないそうで、飲みにくいのだという。
なので、少しでも飲みやすくするため、冷やしておくと良い、という事なので、前日に2リットルの水を加えて先に作っておくのである。実際には先に1リットルの水を加えて粉を溶かすのだが、この粉状のものが固まって固体になっている時があり、それを溶かすのが結構大変だったりする。そしてあらかた溶けたなら、そこにさらに1リットルの水を加え、最終的に2リットルにして冷蔵庫である。
さらに、翌日の朝から排出しやすくする薬を前日夜9時ごろから飲み、明日に備える…というのが、先日の準備である。
私は神経質なのか?
だが…実は私はここ数日、トイレにあまり行く事がない状態にある。
どうも、こうした検査があるので、どうしても排出すべきものは排出しなければならない、と考えすぎてしまうのか、本来の体調サイクルがおかしくなっているのである。
以前はここまで神経質にならなかったと思ったが、ここ最近はどうも神経質になってしまっているのか、身体が思うような反応をしなくなる事が多い。
明日、下剤を飲んでも出なかったらどうしようか?
不安でそう考えてしまうのだが、この不安が更なる不安を呼び込み、状況は悪循環になっているように思えてならない。
とりあえず、今の所全くトイレに行きたくなるような状況にはならず、今日の21時に飲んだ薬が明日の朝ごろに効果が出てくるというので、それに期待するしかない。
また「ニフレック」を1リットル分飲んだあたりまでにトイレに行きたくなるという話なので、それにかけるしかない。
…なんで高々こんな事に覚悟を決めてるんだよ orz
とりあえず、あまり考えすぎない方が良いという事なんだろうが、こういうのは性格も出てくるので、どうしようもない。
何とか無事検査できれば良いのだが…。