以前にも似たような問題が発生したが、今度はもっと深刻かもしれない。
IMEが使えない
以前、Google Chrome上でATOKが使えなくなったという問題が出たことがある。
正確に言えば、ATOKでのカナ打ち入力ができなくなった、というのが正しい。
(以前にも同じ症状が…)
2022年6月21日の当Blogの記事にも記載しているとおり、IMEアイコンの入力モードのアイコンが消失し、ローマ字打ちは受け付けるものの、カナ打ちは一切つかえなくなってしまった。
この時もGoogle Chrome以外では普通に使えたので、この現象はGoogle Chromeを使用している時のみのものなのだが、ブラウザでカナ打ちができないとなると、私としては非常に使いづらい状況で、今回の問題も同様にChrome系のブラウザだけで使えなくなり、他のアプリケーションでは普通に使えるという現象だったため、問題が再発している感じに思える。
この時は、Google Chromeがアップデートしたか、ATOKがアップデートした事で解決したようで、気がつけば戻っていた、なんて状況だったのだが、今回は以前の時と少し違う現象が見られる事から、一筋縄ではいかないのではないかと気にしている。
その前回と異なる部分というのが、多くの日本語キーボードの左上、半角/全角キーなのだが、現象が起きるとまずそのキーを押しても、半角/全角モードが切り替わらないという状況になる。その後、キーを何度か押して、他のモードに切替えるようなキーを押すと、今度はキーボードそのものは日本語入力に対応するように振る舞うのだが、キーアサインがメチャクチャになっているのである。だから「あ」を打ち込んでも「め」と表示されてしまったりする。一応再現性があるので、ランダムにずれているのとは異なるのだが、いつも通りの入力ができない事で、文章をまともにブラウザ上で書く事はできない事になってしまっている。
コレ、思った以上に不便で、何か検索したい言葉があったとしても、テキストエディタなので最初にタイピングしたあと、それをコピー(ないし切り取り)して、それをブラウザに貼り付けて検索する、なんて動作が必要になる。使いにくいったらありゃしない。
Edgeなどにも同現象
で、現在これはGoogle Chromeにのみ起こりうる問題なのかと、Microsoft EdgeやFirefoxでも試してみた。
すると、やはり同じ現象が起きている事が判明した。これらブラウザは、WebのエンジンそのものはGoogle Chromeと同じであるため、同じ現象が発生するようだ。
この事から、私が持つ他のPCで同現象が発生するか、という事を確認してみたところ、今年購入したDellのノートPCでは発生しなかった。
このDellのノートPCは、OSをWindows11 22H2にアップデート済みで、Google Chromeのバージョンは106.0.52.49.103となっていた。
この2つについて、メインPCと全く同じなので、少なくともOSとGoogle Chromeの条件は同一である。しかもIMEとしてATOKを使用しているという事も同じである。
ノートPC側では問題が発生しておらず、メインPCのみに起きているとなると、ハードウェア的な違いからくるドライバ問題なのかもしれない。だが、そうなると原因を特定する事はより困難になる。
さて、この問題の解決の糸口は、ネットなどから情報を集める事はできるのだろうか?
結局はアップデート待ちか?
ネットで関係する語句を入力しつつ、いろいろ情報を集めてみたが、やはり決定打になるような情報は出てこなかった。
そもそも、ATOKだから問題になっているのか、それともChromeが全般的に日本語入力に問題を出しているのか、はたまたIMEそのものをGoogle Chromeが問題視しているのか、それとも私の環境下でのデバイスが関与しているのか、等々、原因が特定できないので、対処のしようがないのである。
前回の時も、結果的にはGoogle Chromeなどのアップデートで問題が解決している事から、そうした全体のアップデートを待つしか方法はないのかもしれない。
それか、私がメインPCそのものを入れ替える、というのも対応策の一つと言えるかも知れない。
そもそも、初めて言葉にする事ではあるが、日常的にGoogle Chrome内でATOKでカナ打ちする際、時々日本語入力が途中からローマ字打ちになったりするようなオカシな挙動をする時があり、それを騙し騙し使ってきたという事も問題に一端にあるのではないかと考えている。
これらの問題は、時に途中で直ってしまったりするので、普段から意識はしていても、積極的に原因究明をしてこなかったし、直るからこそ、大きな問題として捉えていなかった。
今回はそれが直らないので問題として取り上げているだけなので、元々がオカシかった、というだけの事である。
…直らないのは問題だが。
という事で、ブラウザへの入力はテキストエディタ併用でしばらくは乗り切ってみようと思う。
その上で、ブラウザもしくはWindowsのアップデートで、その後の経過を見ていきたいと思う。
自己レス。
10月12日にWindows11、Google Chromeの更新があり、その後はカナ打ちで日本語入力できる状態に戻った。
ただ、時々日本語入力の途中でローマ字入力になったりするようで、それがATOKが原因なのか、それとも他に問題があるのかは不明。
おそらく、この入力モードが途中でオカシクなるのは、このままだろうと予想。
とりあえず使える様になったので、ヨシとするか…。
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