元手がない状態で資産形成するのは我慢の連続なのかもしれない。
アノ手コノ手で
資産を持たない私からすると、今の生活がいつまでも続くはずもないと言い切れるのに、その未来がとても曖昧で、また不安定だという事しか想像ができない状態にあるのは、ある意味とても不安を煽る行為でしかない。
が、人の想いというものは、そう思わないようにと考えれば考えるほど、最悪の結果を考えてしまうようで、今の私は未来の自分の生活を守るために、どうにかして資産形成する必要性に半ば迫られているようになっている。
そんな中、NISAは昨年から始め、今年の新NISAも引き続き運用中である。しかも、つみたて枠と現状は成長投資枠まで使い、つみたてNISAでは安定して伸びているものの、成長投資枠は株を分割したNTT株を170円弱程度の時に購入し、現在は赤字に転じているという状況である。
資産形成というからには、もっと大きな額で運用したいのは山々だが、元手がない以上、そういうのはどうする事もできない。もしそれが可能だとしたら、FXでレバレッジをかけて…となるが、これも元となる部分に保証金となるある程度の元手がないと運用する事ができない。
結局、時間のかかる投資信託が一番安定性があり、また利益性も高いという結論に至るわけだが、私の場合、今の段階だとこの資産形成だけではかなり不安が残る事になる。
私の生き方の結果だから、後悔しても私の責任でしかない話だが、他に選択肢を持つ事を考えた方がよいのかもしれない。
仮想通貨という道
この話に乗るには、少々時間が遅すぎるのかもしれない。
2024年はビットコインの半減期が来る年で、それは2024年4月に訪れた。
ビットコインは急騰したかと思えば半減したりを繰り返してきたが、そもそも私はどうしてそんな上下する事が発生するのかという原理を知らずにいた。
理由を調べて見ると、半減期によって得られるマイニング報酬が半減する事でいろいろな調整をする反面、マイナー達の旨味も半減するので、価値が上がったり下がったりを繰り返す。
その下がる時期が今年の4月に既に起きていた、という事である。
で、今の価値を見てみたら、4月よりは高くなってはいるものの、急激に高くなったという感じはなく、今から手を出しても、さらに価値は上がっていくだろうという見込みが見て取れた。
もちろん、その読みは今までの傾向から見た話であって、未来を保障するものではない。だが、今動かないと動くべきときに動けなかったという事になりかねない。
というわけで、少額ではあるが仮想通貨に手を出してみた。
楽天ウォレットで口座を作り、現物取引で少額購入した。
ただ、その時初めて知ったのだが、ビットコインは購入時に結構な金額が手数料などで取られるようで、総額で2500円くらい低い価値として運用が始まった。
まぁ…今までの価値上昇幅を見れば、さらに上の価値へと上って行くだろうと想定しての投資である。
上手くいけば良いが、どうなるかはわからない。
やってみなければわからない
株式投資、投資信託、仮想通貨と試してきたが、今の所全く損をしていないのは投資信託だけである。
株式投資は、時期が来ればもう少しマシになるだろうと踏んでいるが、結果はまだ出ていない。
仮想通貨も未知数だが、まだ諦めるには早いとみている。
そもそも、投資というものをしたコトがなかった私だが、昨年秋から実際にやってみて、いろいろ知る事ができたのは自分の中では大きいと思っている。
失敗もあるかもしれないが、やらない事にはわからない。
幸いにして、失敗をするにしても今の段階ではそう大きな額ではない。何がダメでどうすればよかったのかという事を学ぶという事であれば、この程度でまずやってみる、といのが一番てっとりばやく、また理解が早いかもしれない。
ただ、やはり元手を準備できない私からすれば、この失敗も結構手痛いというのもまだ事実で…。
やはり人生一発逆転の何かキッカケがない事には、人生の好転というのはこないのかもしれない。
そんな一発逆転、私には訪れるのだろうか?