ガンダム戦記が発売され、既に18日が経過した。
プレイできる日もあればできない日もあり、またプレイしようという気になる日もあればならない日もあるという、実にまったりとした状況で進めている。
なのでシナリオモードを未だクリアしておらず、またフリーミッションモードですら序盤で留まっているわけだが、さすがに18日も経つとPS3版ガンダム戦記の良いところと悪いところがハッキリ見えてくる。
前回、チュートリアル部分以外はそんなに問題ない、などと言っていたが、細かいところを掘り下げていくとまだまだ荒削りな部分があった事を知る事ができる。
ゲームとして、開発途中バージョンなのではないかとすら思えるようなバランスもあれば、なんとなく微妙にマッチングしていたりする事もある。
ただ、総じてコアゲーマーには不満の残るゲームなんだろうなという気はしている。

ゲーム的な部分だけで言っても、前回記事へのコメントに出ていたビームサーベルが引き抜かれているのにビームサーベルの柄が肩に残っているという描写に加え、一度のブーストで上昇できる高さ(距離)が決まってしまっているという部分はマイナス面として非常に大きい。
また、ミッション開始前のゲームデータのロードに時間がかかりすぎる、オンラインプレイの際のチャットが使いづらいなど、ゲーム設計的な部分での致命的問題も多い。
せめてこの辺りがないソフトであれば、ゲームとしては及第点以上の作品になるだろうと思うが、この足りない部分は結構致命的。
実に勿体ない作品である。
世界観にしても残念な部分も多い。
私はとりあえず21日の現段階で、シナリオモードは2回目のイフリートとの対決を終了させた所で止まっている。フリーミッションはまだベルファストでのミッションに手を付けていない程度。
なのでまだ序盤と言われても仕方がないのだが、コアなガンダムファンであればもっとリアルに、もっと細かい設定のもとガンダム世界を構築して欲しいと考えるに違いないと思えた。
実際、私ももっとリアルな世界観を持っていても良かったように思える。
中でも陸戦型ガンダムの扱いが非常に残念な状態なのはイタダけない。
陸戦型ガンダムは第08小隊に出てきたMSだが、もともとの設定がガンダムの余剰パーツや厳選から外れたパーツで組み上げたMSなのだが、それだけにジムとは決定的な差があるMSと描写されている。
ところがこのゲームの陸戦型ガンダムは、どうもただ鈍重なだけのMSになってしまっている。エースの為に作られたMSらしくない基本性能というのが、どうにもイタダけない感じがした。
PS3用という事で、そのグラフィックは綺麗だし、音も悪くない。
しかし、基本的なところにいくつもの納得できない部分を残したゲームである事は残念な話である。
この作品に2作目があるかどうかは分からないが、ガンダムゲームを遊ぶ側は非常にコアな人が多いという事をもっと認識すべきだろう。
ちなみに文句言いながらもゲームはそこそこ面白いと思っている。
画像のような大型モビルアーマーとの戦いなどもあり、こんなのクリアできるのかよ…と一瞬思ってしまうようなミッションもあったりする。
特にマルチプレイでは更なる面白さが待っているようなので、今から期待できるし、何よりマルチプレイが出来る事そのものはイマドキのオンラインゲームの面白さがマトモに出ている。
折角このような部分もあるのだから、納得のいく作りで出して欲しかった所だ。