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IntelとAMDの合作!?

Intel CPUとAMD GPUの融合。

アノ話は本当だった

以前、Intel CPUにAMDのRadeonを内蔵したCPU“Kaby Lake-G”が登場するかも知れないという噂話を当Blogでも書いたことがある。今年の4月13日の事である。
IntelのGPUは、内蔵するeDRAMメモリの速度でその性能を保っているようなところがあり、AMDがRadeon RX Vegaに採用しているHIGH BANDWIDE MEMORY 2(HBM2)が本格的にAMDのCPUに搭載され始めると、少なくともGPUの性能でIntelがAMDに追いつくのは今後難しくなるという見通しがあった。
そこでIntelがAMD製GPUアーキテクチャを取り込んでCPUを製造するのではないかという噂が飛び交ったわけだが、結局その後、この話は取り沙汰される事もなくなり、噂話だったんだな、と思われていた。
ところが本日、Intelより突如、Intel製CPUとAMD製ディスクリートGPU機能を1チップに融合した第8世代モバイルCoreプロセッサが発表された。
正直、アノ話が本当だったという事に私自身、驚きを隠せない状態である。

エンスージアスト向け

今回発表されたスペックは、詳細は不明なものの、分かっている範囲である程度は想像できる。
まず、今回発表されたCPUは、AMD製ディスクリートGPU機能を内包しているという事。つまり、GPU性能で言えば外付けGPUの性能だと言っている事から、どう考えてもハイスペックなエンスージアスト向けであるという事である。
また、Intelは「第8世代モバイルCoreプロセッサ」だという事を明言している。つまり、考えられるIntelアーキテクチャとしては、Kaby Lake RefreshもしくはCoffee Lakeないし今後登場するであろうCanon Lakeを採用したHプロセッサが有力とみられる。
つまり、現行性能で考えると、Kaby Lake RefreshとRadeon RX Vegaの融合CPUである可能性が高い。
また、以前の噂を現実のものとしているならば、そこに搭載されるGPUメモリは当然HBM2であり、それもCPUとGPUに接続されているものと考えられる。実際、紹介動画ではメモリがスタックされている。HBM系である事は明白である。

IPCの高いIntel CPUと広帯域なHBM2と接続されるRadeon GPUが融合したCPUともなれば、モバイル向けとはいえ、その性能は従来のモバイル向けCPUでは考えられない性能を持つ事になるのではないかと、期待せずにはいられない。

さらなる新技術

今回Intelが発表した、AMDとのコラボCPUは、さらに新しい技術を内包している事が分かっている。
それがCPUとGPUとメモリをどのように1パッケージに収めるか? という事で、従来なら同じダイにCPUやGPUを載せるという方法か、MCM(Mulch-chip-module)という手法で1パッケージ化する事になる。
しかし、今回はメーカーが全く異なるCPUとGPUを載せる事になるため、同じダイにのせて提供という可能性は権利上から考えてもまずないと言えるので、従来ならMCMで接続という形になるが、MCMは速度的に遅いという問題がある。
そこで投入されるのが「Embedded Multi-Die Interconnect Bridge(EMIB)」という技術である。
これは異なるシリコンダイを接続するための小型のブリッジで、シリコンダイ同士の間に小さなシリコンブリッジを埋め込む事で接続する方法で、コストはかかるもののMCMのような速度を犠牲にする事はない技術だと言われている。
コストがかかる…という部分に一抹の不安はあるにはあるが、もともと狙っている市場がエンスージアスト向けでもあるので、高付加価値なAPUであると考えると、コストも吸収できるのかもしれない。
今までとはアプローチが全く異なる製品群なので、今後、この新たなプロセッサがどのように展開していくのかは非常に気になる。

今回のIntelの発表は、ある意味AMDのAPUにとってはあまり嬉しくない話かもしれないが、もともとAPUはもっと低価格帯を狙っているところもあるので、案外市場は重ならないのかも知れない。
逆に厄介なのはNVIDIA勢かもしれない。
NVIDIAは、今までx86コアとの協業は一切してこなかったわけだが、ディスクリートGPU並のグラフィック性能を持つ1チップCPUモジュールが登場する事によって、単にディスクリートGPUだけを扱っていれば良い、という単純な話にはならないかもしれない。
ここに来て、Intel、AMD、NVIDIAの面白い三つ巴戦が見られる可能性があり、私個人としては、市場活性化を期待すると共に技術向上を期待して、今後の続報を待ちたいと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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