長年使用してきたDACを引退させた。
世代交代
私がPCのサウンド周りを強化する為にDr.DAC2を導入したのは、2008年10月の事だった。
実にもうそろそろ10年という年月が過ぎようとしていたところだが、その間にDACそのものを入れ替えようかとかいろいろ考えもした。
一番の入れ替え候補はDr.DAC3への換装だったが、しかし結果としては導入したDr.DAC2そのものを変更する事はなく、また内蔵するオペアンプそのものを交換する事もしなかった。
基本的にDr.DAC2の音に不満もなかったというのも、入れ替えしなかった理由かもしれないが、先日導入したウェブキャスティングミキサー「YAMAHA AG03」を導入した事で、その状況が大きく変わる事となった。
実は、このAG03の導入前にDr.DAC2をPCのサウンドデバイスのメインから変更した方がいいかな? と考える時期もあった。それがSonyのWH-1000XM2を導入した時なのだが、WH-1000XM2はBluetoothデバイスなので、バッテリーの状況によってOFFになる事があり、PCの常時接続デバイスとしては不向きだった事から、メインはやはり有線接続デバイスに決め、結局そのままDr.DAC2の運用を継続していた。
しかしAG03は電源ボタンがあるとはいえ、USBによる有線接続であり、またサンプリング周波数も192kHz、量子化ビット数も24bitと、Dr.DAC2と同等以上を備えるため、このAG03の導入と共にDr.DAC2の引退を決意した。いろいろなデバイスを切り替えるのも良いかな、とも思ったが、煩雑になる事の方が問題と考え、AG03にオーディオ系を集約する事にした。
実際、AG03から出力される音も悪くなかったので、私的には何ら問題はないのである。
AG03に出力デバイスを接続
というわけで、今までDr.DAC2に接続していた出力デバイスを全て、AG03に接続する事にし、Dr.DAC2をいよいよ定位置から外す事にした。
といっても、接続していたのは僅かで、まずスピーカー出力の為のアンプであるLXA-OT3をRCAケーブルでAG03と接続する。このLXA-OT3は2013年12月発売の月刊Stereo誌の付録アンプなのだが、音が結構良いので未だに使い続けている。オペアンプの交換も可能なアンプなので、新日本無線のMUSES01あたりに交換すると、劇的な変化も望める(かもしれない)アンプである。
それで私はこのLXA-OT3にVictor/JVCのウッドコーンスピーカーを接続しているので、これでスピーカー出力は交換完了である。
で、次にヘッドフォンとして、先日ドライバーユニットは問題ないが別の所に問題が出たというSHUREのSRH940をAG03のモニターヘッドフォンの端子に接続して完了である。
純粋に交換といってもこれだけの話。
実に単純な話なのだが、これで間違いなくPCのサウンド出力周りが変更になったわけである。
ヘッドフォンでの視聴は既に終えているが、スピーカーによる出力はまだテストしていないので、ここで接続テストを兼ねて実際に音を出してみた。
Dr.DAC2と比較して…音に違いを全く感じない(爆)
いや、AG03の方が僅かながらクリアに聞こえるかも知れない。感覚的なものなので、人によっては違ったように聞こえるかも知れないが、一つ言える事は、実に素直な音の出方であり、低音を強調しているわけでもなく、高音を強調しているワケでもない、実にフラットな音の出方である、という事である。
というわけで、Dr.DAC2からAG03に変更した事で、音声的に何か問題が出たかと言えば、全く出ていない、というのが交換後の結論である。
問題はヘッドフォン
だが、問題はやはりヘッドフォンにある。
可動域に問題を抱えたSRH940では、どう頑張ってもフィット感に劣るし、それによって多少の音漏れもある。まぁ、音漏れそのものは問題ではないのだが、密閉型のヘッドフォンの片側だけから音漏れがする事で、耳に聞こえる音に影響が出ている事も間違いのない事実である。
ドライバーユニットとヘッドバンドの接続部なので、何かの拍子に直るかなぁ…と期待したりもするのだが、今の所直る気配は全くない。
先日もBlog記事に書いたが、やはりこれはヘッドフォンそのものの買い換えを検討した方がよいのかもしれない。時期的に見ても耐用年数から考えて交換となっても不思議ではないのだから。
そして先日検討したように、既にWH-1000XM2という密閉型のヘッドフォンがある以上、ここはバリエーションを増やす意味でも開放型のヘッドフォンを一つ買い足すつもりで(実際には買い換えだけど)、AKGのK702あたりを購入する方がいいのかもしれない。
AKGのK702以降の製品は、ヘッドフォンのケーブルもminiXLRで取り外しが可能なので、理ケーブルが簡単になっているのも良い。あらゆる面で買い換えを促進させた方が、私的に幸せになれる可能性が高いので、ここはやはり買い換えを検討してみることにしよう。
長年使ってきた環境なので、時期と共に新しい内容へと更新するのは決して悪い話ではない。
予算を使う事にはなるが、そろそろその時期と考え、今回の機器入れ替えに併せて見直しした方が良いのかもしれない。