エイプリルフール。もう恒例。
今年もネタ満載
エイプリルフールにサイト上でネタを展開するのが当たり前になってきた感じがするぐらい、もう定番というイベントが今年もやってきた。
いくつか例をあげて紹介してきたが、既に昨年ぐらいから紹介しきれないぐらいの数があり、もう私では太刀打ちできないので、今年はまとめサイトの力を借りる事にする。
ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/1677465
もういろんなサイトが4月1日の0時を境に更新され、ネタ全開の様相を見せている。
見ていると「君の名は」をモチーフとしたネタがあったりと時事ネタをぶっこんでくるところもあれば、斜め上の展開を見せるサイトもあったりと、非常にバリエーションも多くなってきた。
私が、このエイプリルフールネタの元祖だと思っている、impressが展開している「イソプレス」は、今年とうとうトップページがなくなり、各偽サイトをTwitterで公開という昨今の状況を敏感に捉えた展開を見せ、さすが最先端を行っているな、と感じた(ぉぃ)。
impress 窓の杜
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1052612.html
窓の社 Twitter
https://twitter.com/madonoyashiro
毎年の事ではあるが「窓の杜(もり)」ではなく「窓の社(やしろ)」である。注意されたし。
やはりココが最強か?
このエイプリールフールネタ、私個人としては、やはりGoogleほど独走しているところはないのではないかと思う。
過去にはファミコン風のGoogleマップを展開してみせたり、モールス信号による日本語入力をやってみたり、しかもそれらは単にサイト上だけの事ではなく、実際に動画を作ったり、しかも実機(ダミーだとしてもすごい)まで作って見たりと、どれだけ予算つっこんでるんだよ、といわんばかりのネタっぷりである。
今年もぶっ飛んだネタを突っ込んできたのを確認。
「日本語入力 プチプチバージョン」と名付けられた、包装緩衝材を利用した日本語入力装置である(爆)(画像クリックでサイト全体画像を表示)
もうね…何考えてるんだとwww
これ、ホントに作れる?
このGoogle日本語入力プチプチバージョンだが、ホントに作れる可能性がある。
前述のサイトをよくみると「Google 日本語入力 プチプチバージョンのソースコードは GitHub から入手できます。」というメッセージの下に「GITHUB – 日本語入力 プチプチバージョン」というリンクが貼ってある。
このリンク先を見るといくつかのファイルが格納されていて、基板の設計図らしきものが確認できる。(クリックで全体画像を表示)
小さくて見えないかも知れないが、コレって本当に作れる?
しかもそのファイル群の中には3Dプリンタ用のデータも入っているようで、動作するかどうかは別としても形は作れてしまうんじゃないかと…。
相変わらず、Googleは凄すぎるだろ…(-_-;)
Google Mapでも…
しかもGoogleはこれだけではない。Google Mapでもネタを仕込んできている。
2015年はGoogle Map上でパックマンが遊べたが、今年は「Ms.パックマン」がプレイできる。
しかもスマホ版もあり、当然ブラウザ版もある。
ねとらぼに紹介記事があるので紹介。
ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/01/news014.html
Googleという企業、どれだけ余裕あるのだろう?(-_-;)
最後に
年々加熱化するエイプリルフールネタだが、今年、私が一線を越えたな、と感じたのは、実はこのネタ。
富士吉田市 富士山増築プロジェクト
http://www.fujiyoshida.net/aprilfool2017/
公的機関でネタをぶっ込んできたというのを、今の所私は他にみた事がない。私が知らないだけで実際にはあるかもしれないが、私としては公的という意味で初めて見た気がする。
時代はここまで来たんだな、と思う反面、コレ、住民から非難されないのかな? と思う側面もある。もちろん、上記サイトの一番下にはフィクションである事が明記されてはいるが、問題視する人はするだろう。
個人的にはこういうネタをぶっこんでくる柔軟性は必要だと思うし、理解できるのだが、世の中そういう人ばかりでもない。
私的企業がやる分には何ら問題のない事であっても、公的という意味で考えると、判断が難しい部分もある。
だが、日本はイグノーベル賞の常連国でもあり、冗談のような事でも本気で取り組む姿勢が見え隠れする国である。
私としては、そんな冗談が冗談として理解できる世の中であって欲しいと心から思うし、冗談を笑って許せる世の中にあって欲しい、と思う。