ちょっと欲しいかな、と思うWireless Earphoneがある。
リーズナブル
最近流行りのWirelessのイヤフォンだが、音質を気にしていると決定打と思える製品にはなかなか出会えない。
なので私的に「コレ」と思える製品が今までなかったのだが、ちょっと考えを改めたところ、行き着く製品がいくつか見えてきた。
改めた考えというのは、必要以上の音質に拘らないという部分だが、それでも絶対に譲れないラインというのがあり、その譲れないラインというのがメタルボディという部分であった。
やはり、音は箱で鳴らす…と言うとおり、イヤフォンでもこの部分は同じ。
ドライバーユニットを支える箱部分、つまりエンクロージャがヤワだと、期待する音は出ない。
なので、Wirelessでメタルボディ、という側面だけにポイントを絞ってラインナップをいろいろ見て回ったところ、私が行き着いたのが今回の製品である。耳栓サイズなのが最大の特徴で、この小ささであってもメタルボディ、それでいて価格は1万円程度というのが決め手である。
改良型
今回チョイスしたこの製品“BTwins”は、Jabeesブランドの左右完全分離型Bluetoothイヤフォンで、2016年末に初期ロットが作られ、その後いろいろと改良された製品であり、2017年6月に量産されるモデルである。
初期型からBluetoothチップを変更し、アンテナや回路設計を変更、マルチポイント機能に対する制限等を行ない、ペアリング時間、及び接続の安定性を向上したモデルが量産型になっている。
他、スペックとしてはドライバが7mm径で、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。BluetoothプロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCPに対応し、複数のスマホと同時接続するマルチポイント機能もサポートしている。但し、スマホとの接続時は安全性向上の為、片耳利用時に限られる。
気になるバッテリーの保ちだが、音楽再生時間が約3時間、連続通話時間が約4時間で、連続待機時間は約60時間となっている。内蔵しているバッテリー電池は800サイクル使用後でも90%以上蓄電可能という、ドイツのコイン型電池を採用している。
比較的長期使用が可能なので、価格と合わせて考えればかなりリーズナブルな製品と言える。
また、ケースには450mAhのバッテリーが内蔵されていて、3回以上の充電が可能になっている。
IPX4の防汗設計でマイクも内蔵しているのでスマホのハンズフリー通話も可能である事を考えると、機能、価格、扱いの3点において非常に優秀な製品ではないかと思う。
ま、それでも音質に絶対に拘るという人は、選択肢には入らないかも知れないが、コードレスを一度知ってしまうと、この利便性はかなり捨てがたいものだという事がわかるだろう。
気になる人は、Amazon.co.jp、Yahooショッピング、WOWMAのECサイトで販売しているため、チェックしてみてはどうだろうか。