液晶モニタを私が買い替えたのは今から10ヶ月ほど前。
三菱のVISEOシリーズMDT242WG-SBという限定モデルを購入した。
液晶パネルはVA方式で、AUOのA-MVAパネルを採用したモデルだ。このAUOのA-MVAパネルは、VAパネルの中でもシャープのASV液晶に次いで目に優しいパネルと一部では言われるが、所謂動画にも強く、コントラストの高い液晶パネルである。
だが、本当の意味でもっと色が正確に出るであろう液晶パネルはVA方式ではないと言われている。色を仕事にしている人だととてもVA方式の液晶パネルでは仕事にならないと言われている。
ではそういう人達は何を使うのか?
それが同じ液晶パネルでもIPS方式を採用するパネルである。
IPS方式のパネルは、バックライトの光漏れが昔は問題視されたパネルではあるものの、その発色はとても素晴らしく、色を仕事にしている人からは絶大な支持を得ているパネルである。
そういう素性のパネルであるため、IPS方式の液晶パネルを採用したモニタは価格的にとても高いというイメージが当たり前だった。
ところが、三菱はとうとうやってしまったのだ。
WUXGAサイズでありながら、店頭予想価格が69,800円前後という価格帯で夢のIPSパネル採用モニタを発売するのである。
RDT241WEX
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090520_169534.html
まだ三菱のサイトには公式に掲載はされていないようだが、発売される事は間違いない。
なぜこんなに安くIPSパネルの液晶モニタが発売できたのかというその理由は、おそらく採用しているIPSパネルがAdobe RGBに対応しない、sRGB対応の色域のみをサポートしたタイプだからだろう。
最近の高級液晶モニタは、より広い色域をサポートするAdobe RGBに対応したモデルが殆どだ。だが、これらの色域は一般の人にはあまり必要とされるケースは少なく、少しでも鮮明な画質を得る必要のある写真家やグラフィックデザイナーなどでなければ、あまり意味を持たない。
なので一般の人からちょっと飛び抜けた、セミプロ、ハイエンドアマチュアの人からすると、それら高級液晶パネルは高すぎて手が出ないが、sRGBをサポートする高品質パネルモニタがあればそちらを買いたいという需要があった。
実際、私ももし手の届く範囲のIPSパネルなら欲しいぐらいである。
私が昨年にMDT242WG-SBを購入した最大の理由は、当時はVA系パネルが圧倒的に動画に強かったからであり、今のIPSパネルが持つ動画性能が当時存在していたなら、迷わずIPSパネルを選んでいただろう。
そんなワケで、色に拘りがありつつ、sRGBの色域で問題がないと言える人は、今回のRDT241WEXはかなり良い選択肢になるのではないかと思う。
ちなみに、最近妙に安いWUXGAサイズの24インチ液晶モニタがあるが、それらは殆どがTNパネルである。
TNパネルでも最近はかなり画質が良いのだが、絶対的な性能はVAやIPSには及ばない。
それでもTNパネルで何ら問題がないという人もいるだろう。
今は大きなワイドサイズ液晶モニタが多数存在するので、自分に最適なモデルを探しやすい状態にある。
自分にとって、スペック、コスト、その両面でバランスの取れた製品をセレクトするのがベストだろう。
ちなみに。
昔、目が疲れやすく最悪と呼ばれていたS-PVAパネル(VA方式)も最近は改良されて随分とレインボーノイズが減っているらしい。
やはり実機を見て自分に最適なモニタを見つけるのが最良と言えるだろう。
よしっ! 買い替えだっ!w
IPSと言うと視野角広くて制止画に適している綺麗で高価なパネルと言う印象が強かったですが、こんな価格のが出たんですねぇ。
Adobe? そんなの一般人にはいりませんw
私の環境は大型液晶TVに映している状態で、それなりに綺麗ですがPC用のモニタには敵うはずもありません。
欲しいとは思いますが、先立つものが無いとねぇ(^_^;)
物欲は尽きませんね、ほんと…
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もうBlogには書きましたが、NECの高画質IPSパネル採用の液晶モニタが発売されたので、買うとすればそっちですね。
…金ないけど orz
まぁ、本音を言えば今のMDT242WG-SBであと6年くらい引っ張れればなぁと思ってます。
それまでに求める高画質モデルが格安になれば話は別ですが。
WUXGAを超える解像度パネルが出てきたら…かなり迷うけどw
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