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本体より高いラズパイ追加基板

まぁ、本体が安すぎるというのもある。

Terra-Berry HPA

ブライトーンから、Raspberry Piに接続できるTerra-Berry DAC用のプリアンプ機能付きヘッドフォンアンプ基板「Terra-Berry HPA」が発売される。
発売は9月1日で、価格は23,000円。同時に専用ケースも発売され、ケースの価格は15,000円になる。より高級化へこの「Terra-Berry HPA」は、あくまでもプリアンプ兼ヘッドフォンアンプの基板なので、この基板には本体であるRaspberry Piだけでなく、DAC機能をRaspberry Piに追加する「Terra-Berry DAC2+(これ以前の製品でも可)」の基板が必要になる。
なので、ゼロから構築しようとすれば、Raspberry Pi本体とTerra-Berry DAC2+、そして今回のTerra-Berry HPAと3つの基板が必要という事になる。
なので、総額で言えば、56,000円程度、これにパワーアンプが加わった価格が必要になる。
ネットワークプレーヤーとして考えると、まぁ他の既製品と余り変わらない価格になるのかもしれない。
それでも、これらを全て集めたとした場合、その機能としては、11.2MHzまでのDSDハイレゾデータの再生、768kHz/32bitまでのPCMデータの再生が可能になる。
但し、Linuxドライバーの関係でRaspberry PiからTerra-Berry DAC2+のDAC出力信号は192kHz、DSD 2.8MHzまでになり、そこからTerra-Berry DAC2+でアップサンプリングしてPCM 705.6/768kHz、DSD 11.2MHzで再生するという、少々ややこしい出力を辿る事になる。
ドライバーさえ対応すれば、直接11.2MHzまでのDSDハイレゾデータの再生と768kHz/32bitまでのPCMデータの再生が可能になるのだろうが、今はそうではないところにちょっと残念なところがある。

高級化する基板

もともとRaspberry Piは教育用で使用することを前提に低価格で提供されているが、実際に機能を割り当てて、その機能を高機能化すると、増設基板として結構価格の高い基板を必要とする傾向が最近では増えてきた。
Raspberry Pi本体は基本機能しか持たせられないが、汎用性を持たせ、そこから高機能な単機能を追求すれば、結局は市販の専用機器と同じぐらいの価格設定になってしまう側面が見えてくる。
唯一、Raspberry Piを利用するメリットとしては、Linuxで動作する関連アプリケーションを開発すれば、そこから機能を高機能化できるという部分であり、成長する機器とできる部分にそのメリットがある。
昔、PS3の初代モデルが、SACDの再生機能を持っていたが、それはBlu-rayドライブ兼SACDドライブを内蔵していた事がハード的優位点というだけで、機能の実現はPS3のアプリケーションに依存しており、そのアプリケーションの改良でどんどん音質が向上した、というのと、今回のRaspberry Pi&Terra-Berry DAC2+&Terra-Berry HPAは、まさしくその関係に近い。

というわけで、Raspberry Piで高音質なハイレゾ音楽を楽しむという側面を味わいたい人には、このRaspberry Pi&Terra-Berry DAC2+&Terra-Berry HPAは、ある種オススメできるものになる。
但し、汎用ボードコンピュータを利用しているので、あくまでも上級者向けかもしれない、というところは留意して戴きたい所である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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