いよいよメインPCの再構築を開始。
UEFIでもレガシー構成
さて、ようやく復帰の目処がついたメインPCだが、復帰と言っても結局はOSの再インストールからの話なので、基本的にはほぼゼロ状態からの構築である。
ただ、ハードウェアとしては今回の失敗を教訓に、もっと単純な構成を執る事として、IRSTなどの高速化手段は採用しない。
ただ、それでも従来のBIOSではなく、やはりUEFIモードでのインストールとしたい為、OSインストールドライブはGPT形式のフォーマットを行うし、基本その他のドライブもすべてGPT形式を採用する事にした。
また、今回のトラブル発生に備えて、NVMe M.2 SSDと4TB HDDを準備したため、マザーボードに接続できる限りのストレージデバイスを搭載する事にした。
よって、以下のようなドライブ構成となる。
・NVMe M.2 SSD … Cドライブ(起動用)
・NVMe M.2 SSD … Optane MemoryだがRAMドライブの代わり
・NVMe M.2 SSD … 前回のSSDを再利用。高速アクセスデータ用
・4TB HDD … 新品。今回のシステムのデータストレージ
・4TB HDD … 前回のデータストレージ
・SATA SSD 128GB… 予備高速アクセスデータ用
これをメインPCの中に全て載せ込む事にした。
データストレージは高速アクセスが必要なものとそうでないものに分けて、必要なものはNVMe M.2 SSDにインストール&保存、高速アクセス不要のものは4TB HDDにインストール&保存という事にした。
前回のデータストレージはとにかく今回のデータストレージにデータを移設していくが、終わり次第、新たなデータストレージへと再生させていく。
128GBのSSDは、前回FF14用として単一使用していたが、今回はNVMe M.2 SSDにFF14をインストールする予定なので、今回は予備の高速アクセスデータ用として使用する事にした。
迷うOptane Memory
Optane Memoryだが、正直使い方に迷っている。
今はネットからダウンロードしたデータの一時退避エリアとして使用しているが、これはもともとメインメモリの一部をRAMディスク化して使用していたものの代わりとして使用している感じなので、別に必ずしもそのように使う事を目的としているわけではない。
ただ、IRSTとして使用しないのであれば、まさに手動でキャッシュ的な使い方をする使い方しか出来ない容量(32GB)なので、今の状況と同じくネットデータストレージとして使用するスタイルで行く事になるだろう。
正直、もったいない使い方とも思っているのだが、復旧できるか分からないという状況を体験した身ともなれば、この恐怖を再び感じる事のないように使って行くしかないだろう。
まぁ…壊れる事前提にIRSTとして使用するという手もあるにはあるが。
データの移設に時間がかかる
こうして、新プランも出来たので、ハードをいろいろと載せ替え、設定を変えたりと進めていった。
まぁ、思いの他時間がかかる作業で、正直今日はハードを組み上げた段階で終わりそうな感じである。
あとは地道にOSインストールを実施して、データの移設をちまちまと進めいく事になるだろう。
それにしても、これだけ巨大なシステムともなると、細かい設定が山のようにあるので、それらを潰していくだけでも相当な時間が必要になる。
不要・必要の振り分けもついでにやろうと思えば、それこそOSインストール後に限定しても1日では終わらない。
インストールが必要なアプリケーションは、再度入れ直しになるので、そういう部分の切り分けも時間のかかる要素である。
そのままプログラムファイルを実行するだけのアプリケーションであれば、単にデータ移設だけで利用可能だが、全てがそういうわけではない(正確に言えばそうでもないのだが、使用上の問題でインストールする方が望ましいものがあるという話)。
と言うわけで、これから数日かけてそれらを再構築していく。
一度壊れたシステムを組み直すという事は、非常に面倒かつ労力のかかる事である。