関東甲信越地方では、18日の昼過ぎから19日にかけて雨や雪が降るという予報が出ている。
しかも山沿いや内陸を中心に平地でも雪が降る可能性があるようだ。というのも、低気圧が関東に近づく影響で雲が広がり、関東北部から冷気が入り込む事によって雨が雪に変わると予報しているのだ。
雪の予報でカー用品店は大忙し
で、私も「こりゃヤバイかも」と思い、今日の夕方、カー用品店へすっ飛んでいった。
まぁ、毎年ノーマルタイヤで冬を乗り切っている私からすると、ここまで大慌てする必要などないのだが、先日からどうも妙な胸騒ぎというか、違和感を感じていて、今年はちょっと警戒した方が良いと思っていた。
そんなワケで数日前もスタッドレスタイヤの記事を書いたのだが、一度気になり出すと雪が降る前に急いで準備してしまいたくなり、慌ただしくカー用品店へと足を運んだ。
予想はしていたのだが、私と同じようにこの雪の予報でスタッドレスタイヤを入れようと動いた人が相当な数がいて、夕方の段階で小さなカー用品店に30件以上のタイヤ交換の話が来ていて、とても20時までの営業時間内に終わる状態ではなかった。
ただ、その店ではこの一連の動きを特需と捉えていて、店長は夜遅くなっても問題がないなら、今日中に作業すると言っていた。
キミに決めたっ!
そんなワケで、スタッドレスタイヤの購入を決意。
まずはどういう体制で購入するかを相談してみた。
私の目論見では2パターンを考えていた。
第1のパターンは、今回はノーマルの15インチホイールにスタッドレスタイヤを入れ替え、春になったら16インチのノーマルタイヤを入れてインチアップを計るというパターン。金はかかるが、一気にスタイリッシュにドレスアップするパターンだ。
第2のパターンが、今の15インチホイールはそのままノーマルとして使用を続け、今回のスタッドレスタイヤを14インチへインチダウンしてコストを押さえるというパターン。
で、店の人に聴いてみると…N Boxの15インチのタイヤサイズというのはあまり一般的ではないようで、165/55 R15というサイズのスタッドレスタイヤは値段が高くなるという事で、タイヤだけで4本8万円半ばという価格になるという…。
これが14インチにするだけでホイール付きで5万円弱になるというから、これで第1のパターンはあっけなく消え去る事になった。
で、今度はタイヤの銘柄を聴いてみたところ、やはり出てきたのはBRIDGESTONEのブリザックだった。但し、価格的に安くなった前モデルのREVO GZが前述の価格で、ホイール付きで4万7,000円弱という価格。じゃあ最新の今年モデルのVRXだといくらになるかと尋ねたら、6万6,000円という回答が。…2万円近い差額は大きいとしか言いようがない。
で、そこでヨコハマのアイスガード5 IG50だと幾らかと聞いた所、5万9,000円という答えが。ヨコハマのアイスガードは2013年モデルが出て折らず、2012年モデルが継続販売となっている。つまり最新タイヤという事になる。
他のメーカーもいろいろ聴いてみたが、食指が動かず、結局ヨコハマのアイスガード5 IG50にする事を決めた。
で、見たとおりヨコハマの ice GUARD IG50が我がN Boxに収まった。
ホイールはSCHNEIDER
で、今回のアイスガード5 IG50を入れたホイールだが、SCHNEIDER StaGを入れた。
確かにタイヤの偏平率が65になったため、普通のタイヤに変貌してしまったが、ホイールはメーカー純正15インチのノーマルよりカッコイイ…。
春先になったら、ノーマルに戻すのがイヤになりそうで怖い(爆)
で、帰り道ハンドルを握って一つハッキリわかる違いが。
ハンドルが異常に軽い!
ま、理由は単純で、タイヤ幅が165から155へと変化して細くなっているためで、摩擦する横幅が減ったためである。
それとロードノイズが減った感じがした。これは偏平率が55から65へと変化した事で、空気量が増えたためタイヤがより路面の凹凸を吸収した結果と言える。
タイヤの変化で確実に路面から伝わってくる情報が変わった事が解る。
これはスタッドレスとしての性能も期待せざるを得ない。
本当に雪は降るのか?
さて、準備はできた。
問題は明日、本当に雪が降るのか? という事。
まぁ…こればっかりは予報を信じるしかないわけで、降らなきゃ降らないで喜ばしい事と言わなきゃ行けないのかも知れない。
ただ、アイスガード5 IG50を入れた以上、一度はアイスバーンでフルブレーキングしてみたいという欲求が(爆)
実際、フルブレーキングする事はないと思うが、滑る凍結路面と出会うのは、この冬に確実にあるだろうから、明日雪が降らなくても、焦らずに待つ事にしようか。
それにしても…天気ひとつで近所のカー用品店は大きな経済効果を得たなw