私のメインPCは現在SSDで稼働させている。しかしその容量が128GBのものであり、さらにメインメモリを32GB搭載していた事で、ちょっとした問題が出ていた。
空き容量が足りねーよ
Windows Vistaをすっ飛ばし、イキナリWindows7を導入してから、約1年半くらいが経過した。今まで何とかなっているから、特に問題はない…と思っているのだが、どうにも気分的によろしくないのが空き容量問題。
導入当初は知らなかったのだが、Windows Vista以降のシステムでは、メインメモリの容量によって、システムが保持する全体容量が異なるようで、メインメモリが多ければ多いほど、システムが保有するストレージ容量が増えるらしい。
そんな事も知らずにメインメモリに32GBも搭載したものだから、128GBという容量の大部分をシステムが占めてしまい、空き容量が足りないという状況にある。
本来なら、固定アプリケーションのいくつかを含めた上で、システムドライブに全て含めてしまいたかったのだが、実際はそういう事にもなっておらず、もう少し容量が多ければ…と最近は思っていた。
イマドキのSSD価格
そんな状況下で、イマドキのSSDの価格を見てみると、12,000~13,000円で256GBのSSDが購入できるようになっている。
これなら、新規に256GBのSSDを1基購入し、今の128GBのSSDの中身をまるまる256GBのSSDにコピー…というかデュプリケートできれば、環境を維持したままシステムドライブを256GBにする事が可能だ。
問題は、そのシステムファイルをデュプリケートする方法だ。
方法はいろいろある。
全てハードウェアで処理してしまうようなものもあり、センチュリーから発売されている「これdo台」シリーズなどがそれにあたる。物理的にHDDやSSDを接続し、PCレスでデュプリケート(クローン化)してしまう。
ハードウェアでの処理でなく、ソフトウェアで処理する方法もある。
たとえば「EaseUS Partition Master Home Edition」などはフリーのパーティション操作ソフトだが、同時にドライブ丸ごとのコピーやパーティションのコピーが可能なソフトである。但し、英語版なので使い方を調べてからでないと問題だが…。
HDDからSSDへのシステムコピーの場合は、容量的問題などもあるため、一度システムドライブのダイエットをしなければならないかも知れないが、今回の私のようなパターンだと、そうしたダイエットは不要だし、そのままシステムをコピーしてしまってSSDを入れ替えるだけで完了してしまう。
考えてみれば、実に簡単な話である。
まぁ…若干敷居は高いかもしれないが。
とりあえず、予算取りができるようなら検討してみようと思う。