PS VITAの初期モデル用にアノ製品が発売される。
グリップカバー
2014年4月、上越電子工業からPS VITAのPCH-2000、つまり第二世代以降のPS VITAで使用できる、L2/R2ボタン搭載のグリップカバーが発売された。
PS VITAにはL2/R2ボタンが存在しないため、PS4をリモート操作したりする際、背面のタッチパッドでそのボタンの役割を代行させていたりするのだが、これの誤動作が多く、一部のPS4ソフトをPS VITAでリモート操作するのが結構大変だったりする。
当BlogでもこのL2/R2ボタン搭載のグリップカバーを記事にしたが、私は初期型、つまりPCH-1000のPS VITAしか所有しておらず、本製品の初期モデルタイプを切望していた。
この度、この初期型対応モデルのグリップカバーが発売される事が決まったようで、各所で「朗報」と言われている。
今回の初期型対応グリップカバーは、背面にツメで引っかけて取り付けるタイプではなく、本体を丸ごと包み込み固定するタイプに変更されている。
つまり、このグリップカバーがそのままPS VITAの保護カバーの役割を果たすように変更されているのである。
現在、私はPS VITAにシリコンカバーを取り付けているのだが、これならカバー丸ごとグリップカバーに変更しても良い感じである。
上越電子工業
元々ビクター系列の下請け生産工場だったようで、Vサターンを製造していたという経歴をもつのが上越電子工業という会社である。
そのあたりの話も以前の記事にリンクしてあるのだが、その時から初期型モデルの開発はある程度示唆されていた。但し、そのあたりは堅実なビジネスの話で、初期型モデルは既にディスコンになっており、今後の市場の伸びを考えた上でPCH-2000対応版のみ発売、という判断をその時にしていた。
だから、PCH-2000対応版が相当数売れなければ、今回の初期型モデル発売という流れにはならなかったと考えられる。
要するに…売れたんだろうな、多分…。
何はともあれ、これでリモートプレイの土台が盤石となった。画面の大きさから、FF14をプレイするのは厳しいが、それでもクラフターやギャザラーでのプレイは可能と考えられる。
METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAINは…プレイ可能かどうかは実に微妙だが、不可能ではないだろう。
今の所、リモートプレイができないという事例を見た事がない為、ほとんどのものが可能と思うが、あとは画面サイズとの相談だけであり、少なくとも今回のグリップカバーで操作の面は解決したと言えるだろう。