テクノツールという会社から面白いキーボードが発売された。
その名も“あいうえおキーボード”といい、ひらがなをキーボード右上から縦方向に50音順で配置したキーボードである。
キー数は98。テンキーは非搭載というあっさり型ではあるものの、今までにない配置で、JISキーボードがどうしてもダメという人向けのキーボードと言える。
日本語入力の“かな入力”モード時にキーボードを“ひらがなモード”とすることで、50音順のキー配置となる…という事で、デフォルトがローマ字モードの人と共有でPCを使う場合は注意が必要だ。ちなみに英字は標準のQWERTY配列となっている。
団塊の世代を狙ったようなキーボードなのかなとも思うが、それならテンキーつけてやれよという気もしないでもない。
数字打つ事なんてPC使ってればかなりの頻度であるわけだし…。
ただ、おそらくテンキーをつけなかったのは価格の問題からだと思う。
19,950円というその標準価格は決して安いものではない。
贅沢にもキースイッチにはCherry製の茶軸メカニカルスイッチを採用しているそうで、テンキー搭載となれば25,000円くらいにはなるんじゃないかと思われる。
まぁ…19,950円のキーボード買う覚悟があれば、25,000円くらいの価格であっても同じ様な覚悟で買うだろうから、値上がりしてもテンキー搭載の方が良かったかもしれない。
どちらにしても日本では非常に後れているシニアへのPC浸透がこれでちょっとでも推進するなら喜ばしい事である。
2007/09/12 • no comments