なんかセーラー服の元祖をめぐって京都と福岡の学校法人が対立しているらしい。
従来、セーラー服は福岡の福岡女学院が発祥とされていた。
1921年、プリーツスカートというスタイルを確立して採用されたと言われている。
今まではこの常識が普通に通っていたのだが、学生服の大手メーカートンボが、制服資料の展示施設をリニューアルするために全国の学校史などを調べたところ、1920年にセーラー襟のついたワンピース制服を京都の平安女学院が採用していた事が発覚した。
福岡女学院からしてみれははた迷惑な話だが、この事がセーラー服元祖を巡る発端となった。
実際にどちらが元祖かは明確にする事はできない。
解釈の違いによってどちらとも取れるからだ。
ハッキリ言えることはどちらもセーラー服というスタイルの老舗中の老舗であるという事だ。
ただ、残念なことに平安女学院は一度ブレザーを採用し、昨年中等部でセーラー服が復活したという事で、一度セーラー服から離れていた時期があるという事。
老舗中の老舗のNo1を決めるとするならば、やはり頑なにセーラー服を貫き通してきた福岡女学院が頭一つ抜きん出る事になるだろうか。
2007/10/06 • no comments