民事再生中の九十九電機が、ショップ等の営業をヤマダ電機に譲渡し、同社の子会社の元で事業を継続していく事が発表された。
これでツクモも消えていくのか…と思ったら、ツクモのブランドはそのまま継続する予定だそうで、要するに経営先が変わっただけに終わりそう。
もっとも、それは消費者の立場からであり、会社という組織そのものは大きく改変されていくことになるだろう。
ま、それでも旧ツクモで受けられるはずのサービス(保証延長サービス等)に関してはこれで継続できたと考えてもいいだろう。
何だかんだとツクモを利用してきた人は多いはずで、ヤマダ電機がそうした人達を得られたのは大きな意味があるのではないかと思う。
こんな状態にはなったものの、ツクモのPC関係の販売力は決して小さなものではなく、ツクモというブランドの中ではあるが、ヤマダ電機がツクモをPC分野に大きく前進する橋頭堡と考えても不思議ではない。
業界の人にとっても大きな意味を持つ今回の動きは、私のような消費者にとっても大きな意味を持つ形になりそうだ。
2009/01/06 • no comments