docomoのP-02Aへとケータイを新しくしたワケだが、今回のケータイの機種変更と共にやっておきたい事があった。
それはケータイに登録している電話帳などのデータを再整理するという事である。
実に数年分のデータが何ら編集される事なくそのままになっているのである。昔、気合いを入れてケータイを操作しつつ電話帳の中身を一件一件、手修正したのだが、その時のあまりのめんどくささに数年間はそのまま放置していた。
前回、N703iに機種変更した時にも同じ事を考えていて、結局はそのまま何もしなかったため、今回は今の状況に合わなくなったアドレスなどを修正・編集してしまいたいって事でとりあえずコレを買った。
NTTドコモ FOMA 充電機能付USB接続ケーブル02である。
docomo純正のUSBケーブルであるため出来ない事はない…ハズである。
昔は携帯電話内のデータを編集したりするためには、編集用のソフトなどを買わなければならなかった。
だが、今ではdocomoがdatalinkなるソフトを無償提供しているため、PCとケータイを接続するケーブルさえあれば何とかなる。
このdatalinkをPCにインストールし、ケータイと同期を取ればケータイのデータのバックアップにもなるし、編集も容易になるのである。
USBケーブルの価格はAmazon.co.jpで1,470円。そのままだと送料がかかってしまうため、今回はReason4のテクニカルガイド本と一緒に購入した。
また、このUSBケーブルを購入する事でもう一つの利点がでてくる。
それは音楽データなどをケータイにインストールする事が可能になるのである。
音楽データはその著作権情報の問題があり、docomoのケータイではPCからmicroSDカードに記録した音楽データをそのままケータイのミュージックプレーヤーで再生する事ができない。
力業で何とかケータイで再生させようとするなら、AACフォーマットで記録された音楽データの拡張子を3gpに変更し、iモーションとしてmicroSDに記録し、動画として再生させるしか方法がない。
ところがUSBケーブルとWindows標準のWindows Media Player10以降を使えば、同期という手段で普通に音楽データとしてケータイに登録する事ができる。
その際、ケータイのUSB接続モードはMTPモードにしなければならないが、そんなのは設定で合わせれば良いだけの事である。
今まで外部でケータイデータを編集したりしなかったが、使い慣れているPCでデータを編集すると、ものすごく楽に編集できた。
もっと早い内からやってしまえばよかった事だが、とりあえず今はその環境も随分と整っているという事なのだろう。
もし、ケータイのデータが思ったように整理されていないのであれば、USBケーブルとdatalinkで整理してみてはどうだろう。
ついでにマルチメディア系データも同期という正規の手段でコピーできるのだから、利点は多いと思うのだが…。