Microsoftが、BlueTrackテクノロジを搭載したマウスの新型“Wireless Mouse 5000”と、そのモバイルモデル“Wireless Mobile Mouse 6000”を日本国内で発売すると発表した。
米国では6月に発売としていたが、日本では7月17日になる。
価格はデスクトップタイプの“Wireless Mouse 5000”が4,935円、モバイルタイプの“Wireless Mobile Mouse 6000”が5,880円となる。
左が“Wireless Mouse 5000”で右が“Wireless Mobile Mouse 6000”である。写真で見ると両方とも同じ大きさだが、実際には右のモバイルタイプの方が小さいハズだ。
今回のこの2機種の最大の魅力は、何と言ってもそのサイドボタンにある。
写真ではわかりにくいかもしれないが、どうもサイドボタンが左右に一つずつという構成になっているようだ。
これは私が長年名機とした“Microsoft IntelliMouse Optical”と同じ構成であり、ここ最近のMicrosoftのマウスには見られなかったタイプだ。
それだけに、この2種のマウスの使い心地が気になって仕方がない私がいる。
ただ、この2種のマウスで気になる事がある。
それはモバイルタイプの“Wireless Mobile Mouse 6000”の方が価格が高く、そして電池の持ちが良いという事である。
というのは、デスクトップタイプの“Wireless Mouse 5000”は単三電池2本で約8ヶ月と謳っているにも関わらず、モバイルタイプの“Wireless Mobile Mouse 6000”は単三電池1本で約10ヶ月となっているのである。
価格差が945円あるとしても、乾電池1本あたりの電力で2倍以上の継続運用性を持つ“Wireless Mobile Mouse 6000”は相当に優秀なマウスと言える事になる。
この価格差で、ナニが違うのかは分からない。見た目からは大きさぐらいしか変わりがないからだが、もしかして、これは消費電力の計測方法が違うという事なのだろうか?
例えば、“Wireless Mobile Mouse 6000”はモバイルタイプであり、底面に電源のON/OFFボタンが付いているのだが、これで未使用時は電力を完全カットした計測でこの結果であり、一方デスクトップタイプの“Wireless Mouse 5000”は普通の使い方で8ヶ月としているとするならば、この消費電力の差は納得がいくというものである。
どちらにしても、今回のこの2種のマウスは私としては期待せずにはいられない。
今はMicrosoft Natural Wireless laser Mouse 6000という、変わった形のマウスを使用しているが、その使い心地は手の大きな人にはいいかもしれないが、比較的小さい私には文字通り手に余るサイズであり、もっと良いマウスがないかと探していたところでもある。
Wirelessでかつ左右にわかれたサイドボタン。
あの“Microsoft IntelliMouse Optical”の使い心地が蘇るかどうか、期待せずにはいられない。