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Windows 7に臨んで

  私のPCの環境は2年前のものになる。
 CPUこそ現役のCore 2 Quad 9550だが、チップセットは未だi965であり、メモリもDDR2-800と、それなりの時代を感じさせる内容だ。
 ビデオカードにしても、GeForce 8800 GTS(G80コア)とそれこそ3世代くらい前のもの。
 おそらくWindows Vistaの性能評価では部分的にスコアは5.9を下回るのではないかと思われる(試していないため不明)。
 Windows 7では、この性能評価は7.9が最高値となっている為、私の今の環境では全体的に7.9に届かないだろうという事は言うまでもない。逆に部分的に7.9になっていたらそれはそれで奇跡に等しいように思える。
 では実際の所、今の私の環境はどの程度PCゲームに耐えられるのか? という事が気になった。
 先日、モンスターハンターフロンティア(以下MHFと略)のベンチマークを試してみたら、今現在の8万円程度のシステムにスコアで2500ポイントほど負けていた。
 ま、2年も前のシステムだから仕方がないのだが、それでも結果から言えばそこそこの性能を示していた。
 つまり、MHFのベンチマークではやや負荷が足りないのかもしれない。
 そこでコレを用意してみた。

 MHFと同じくCAPCOMのストリートファイターIVである。


  結果から言おう。
 まず私のディスプレイ環境である1920×1200で、アンチエイリアスを含めて全ての環境を最高に設定したところ、まずゲームをプレイできる状態ではなかった。
 フレームレートで言えばアベレージで20fpsすら下回るぐらいであり、アクションゲームをする段階ではない。
 そこで解像度を同じにし、アンチエイリアスを4xAAにして他環境を最高にしてみたところ、それでもやはりアベレージ23fps程度。アンチエイリアスだけを2xAAにしてみたが、それでもアベレージ30fpsには届かなかった。
 解像度に問題があるかもしれないと思い、1440×900にして、アンチエイリアスを4xAA、他最高にしてみたところ、それでもアベレージ30fpsには届かず、同じくアンチエイリアスだけを2xAAにしてみてテストしたところでようやくアベレージ32fpsに届いた。
 しかし、昨今のアクションゲームは60fpsがほぼ当たり前となっていて、これではとても満足な動作とは言えない。
 そこでシャドウなどの品質を中間程度、真ん中の設定の無いものは「低」をセレクトしてみたところ、2xAAならようやくアベレージ36fpsを超えた。
 だが、どうみてもアンチエイリアス以外の要素で劇的な変化がないようなので、解像度を1440×900、アンチエイリアスをNA、他設定を最高にしてみたところ…劇的な結果が出た。
 アベレージ51fpsという、ゲームをするには十二分なスコアを叩きだした。やはり問題はアンチエイリアスにあったようだ。
 そこで今度は解像度を1600×1050にして同条件でやってみた。するとアベレージ38fpsと、多少苦しい数値にはなったものの、キャラが拡大表示されていない時は40fps以上は常に出ている状態。
 なので今度は1600×900と縦解像度だけを変更してテストしてみたところ、今度はアベレージ48fpsを超え、49fpsに届きそうという所まできた。しかもキャラが拡大してもそう大きな処理落ちは起きず、タイミング的には驚くほどズレたりしない状態である。この事から横解像度が1600でも1440でもさして変わらないという事がわかる。
 流石に49fpsほどあればほぼ問題なく遊べるレベル。
 つまり、私の環境では、アンチエイリアスはNAではあるものの1600×900で品質的に最高ランクで遊べるという事だ。
 このランクが他と比較しようがないのだからどこまでのスコアなのかは分からない。
 ただ、Windows 7が発売された後に対応できるソフトであれば、この性能よりまだ下と見なければならないという事。
 つまり、昨日の記事でも書いたFinal Fantasy XIVなどはDirectX 11を使用する以上、対応ビデオカードでない事からさらにソフトウェア処理が加わり、性能は下がるという事だ。
 DirectX 11対応のビデオカードは今のところRadeon HD 5800シリーズしか存在しない。
 NVIDIAが先日Fermiを発表したが、まだこのFermiの民生用ビデオカードの発表はない。年末になるだろうと見込まれるが、そのビデオカードの価格が幾らぐらいになるのかはまだわからない。
 Radeon HD 5870は4万円台、5850は3万円台前半だから、NVIDIAもこのあたりを狙ってくるとは思われるが、ダイサイズが大きい以上、これらのターゲットから1万円ぐらいは上で発売する可能性もある。
 つまり、Windows 7で2009年の最高クラスのパフォーマンスを求めようとすれば、5万円前後から3万円前半のコストはかかるという事だ。
 これを安いと見るか、それとも高いと見るかは個人の感覚による事になるが、元々パワーユーザーだった私からすると随分と安くなったなと思いながら、今の自分の許される環境から「厳しいな」と言わざるを得ない。
 おそらく今後のPCゲームは、よりビデオカードの性能を要求してくる事は間違いない。
 FF 11の頃は、まだCPUパフォーマンスに依存する事が多かったが、今ではビデオカードの性能を引き出そうとするプログラムが多くなってきた。
 つまり、ココを押さえさえすれば、Windows 7でのPCゲームは比較的容易になるという事でもある。
 Windows 7を導入するならば、そこを考えつつ今後のパワーアップ計画を見ていくことになるだろう(もちろん、私の場合であるが)。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    i965でまだ現役と言うのが凄いですねw
    しかも、AMD系ではまだ新しいチップセットの790GXとRADEON4850、PhenomX4積んだ私のシステムより高スコア出すし。作った当時どんだけハイエンドだったんですかねw
    しかも安定してるし(これが一番裏ヤマシi…羨ましい)。
    知っての通り私のグラボは調子悪いので、RADEON5850を検討中です。
    将来性を見込むか、今必要なスペックで安く済せるかが悩みどころです。
    これでマザーが原因だったら…(T▽T)

  2. 武上 より:

    まぁ、ASUStekのCOMMANDOは実に安定的であり、そこが魅力でもあるわけだけど、長持ちしすぎて交換時期を逸してしまったという側面もあるわけで(爆)
    ビデオカードに関しては5700シリーズが登場したため、そちらも選択肢にしてみてはどうでしょう?
    少なくとも5850よりは1万円以上安いと思いますよ。
    DirectX 11対応でもあるしオススメです。
    まぁ、それでも5850が欲しいというのならそれもアリだとは思いますがw

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