ラグナロクオンライン2(以下RO2と略)が発表されたのは2004年11月の事。
2005年には東京ゲームショウにも出展され、プログラムゲームエンジンにEpic Gamesの“Unreal Engine 2.0”を採用、また音楽に菅野よう子氏を起用することなどが発表され、それはもう大きな話題となった。
2007年には日本でもクローズドβテストがスタートし、私もちょっとやってみたが、その後、そのフィードバックを取り入れて2007年秋にはサービス開始となる予定だったのだが、2007年10月にサービス延期を発表。ファミリーマートでプレイチケットまで先行発売していたにもかかわらず、開始日未定のまま2010年まで来てしまった。
そのRO2が“Ragnarok Online 2: Legend of the Second”というタイトルとなり、大幅にリニューアルされる事が発表された。
8月31日より韓国で第1次クローズドβテストを開始するが、正式サービス開始時期や、ビジネスモデルについては未確定。予定では基本プレイ無料のアイテム課金制となるようだが、残念なことに日本を含む、海外での展開についても現時点で未定としている。
ゲームシステムも大幅に変更となり、既存のラグナロクオンラインで評価の高いシステムを導入、ゲームの感覚として現ラグナロクオンラインを純粋に3D化したような感じになるようである。
個人的には、この変更は大いに評価できると思っている。
私は過去よりいろいろなMMORPGを見てきているが、個人的にコレといったシステムとして評価しているものが非常に数少ない。
ラグナロクオンラインはその数少ないウチの一つで、サービスの全盛期には運営の怠慢がなければ最高のゲームだったと未だに思っている。
職業制のシステムや転職といったスタイルはオーソドックスではあるが万人向けであるし、何よりわかりやすい。
また、武器成長システムなんてのもRO2には搭載される予定であったが、あれはそもそもRTM防止の為に作られたシステムで、個人的にはあまり好ましいシステムとは思えなかった。
そうしたシステムのほとんどが既存のシステムに置き換わるという事らしいため、新生RO2は実に安心して遊べるタイトルになるのではないかと思っている。
FF14も楽しみだが、このような改訂であるならばRO2も個人的には結構楽しみになってきた。
日本でもアイテム課金制でサービスインしてくれればいいのだが…
続報を待ちたい。