ウマドンナって…JRAがオカシイ

 JRAが2年ほど前からオカシイ。
 Web上で真面目にヘンな事をしていて、このBlogでも2度ほど紹介した。
 CINEMA KEIBA ON WEB JAPAN WORLD CUPと称して、競馬の予想ゲームをブラウザで展開していたのだが、その競馬に登場する馬が普通の馬でなく、明らかに牛だったり、キリンだったり…挙げ句の果てには段ボールで作ったハリボテに人が入って動いている、その名もハリボテエレジーとかいう馬がいたりと、出てくる競走馬はふざけきった内容なのに、実況放送は大まじめにプロがしゃべっているという、実に異色なゲームだった。
 現在はリンク先に飛んでも既にプレイできない状態になっているが、このインパクトはスゴイものがあった。
「JRA、一体どうしたんだ?w」と笑いがこぼれつつもJRAの変わり映えに疑問がついて回ったのだが…今年はそのさらに上を行く新たなチャレンジへとJRAが突貫した。
 その名も…

 ウマドンナ(核爆)
 ハッキリいって「JRA、だいじょうぶかぁぁぁぁぁぁ!」と叫んでしまいそうなサイトが生まれていた。
 公式サイトを見てみると…制作はProduction I.G.というから大真面目らしい。
 しかもヒロインCVには豊崎愛生、佐藤利奈、遠藤綾と、これまた豪華な布陣。ある意味、平沢唯と御坂美琴とシェリル・ノームがウマドンナなワケですよ(核爆)
 ちなみにこのウマドンナはブラウザゲームになっているようで、ジャンルはギャルゲーに属する…と言っていいのか?
 主人公はウマで、ヒロインが厩務員、調教師、騎手という設定。
 私はまだ未プレイだが、ネット上のいろいろなサイトの情報だと…どうみても作りがエ○ゲーらしい(爆)
 しかも公式サイトを見れば分かるが、ムービーも用意されていて、OPとEDにはボーカル曲まで用意されている。


 JRA、ホントに一体どうしちゃったワケよ?w
 JAPAN WORLD CUPの頃はまだジョークと言っても納得できるレベルだったが、ウマドンナに関して言えば、誰もが予想しなかった、斜め上を行く展開である。
 しかも、このコンテンツを作るのにもそれなりの予算はかかっているだろう。
 昨年まではジョークで攻めたが、今年は萌え路線へと変更して、競馬人口を増やそうという魂胆なのか?

 とりあえず笑えるコンテンツという意味では間違っていない。
 話題性はかなり高い。
 だが、このコンテンツによってどれだけの競馬人口を増やせるかといえばかなり微妙な感じだ。それでも作りきったという事は、さすがJRA、カネは持っているという事か。
 それとも、競馬人口を増やす事を目的としたものではない、という事か?
 だとしたら…何のためのコンテンツなのか?
 話題性だけのコンテンツを作ってJRAにどのようなメリットがあるのか?
 …想像を超えすぎて全く理解できん(爆)

 とりあえずこうした萌え系に心ときめいた人は、一度プレイしてみるといいだろう。
 ツボはちゃんと押さえられているらしいので、ハマれる所もあるだろう。
 ウマドンナ…新たな潮流を萌え世界に広げる事が果たして出来るのか?
 正直、私はもうついていけませんw

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. 関西の人 より:

    昨日、ちょろっとやってみた。
    確かにエロゲ(ギャルゲ) っぽかったが、あっという間に終わった。
    今は、二人(厩務員と調教師)だけなので、まだ完成じゃないみたいだが、トルゥーエンドは一年で有馬記念優賞らしいよw
    というか、声優は人気処を使ってるし、金はかかってるかと。
    まぁ、言うなれば、GREEとかの携帯ゲームにちかそう。
    私は、以前のような予想ゲームの方がいいです。

  2. 武上 より:

    私も前のJAPAN WORLD CUPの方が好きだったなぁ。
    ハリボテエレジーが完走する所、
    一度も見られなかったのが心残りだw

  3. うめー より:

    オイラもまだプレイしてないんだけどmixiに広告バナー出してるところや人気声優の起用から見ても
    割りとお金使ってるみたいね。
    オイラは以前のジャパンワールドカップでハリボテエレジーが
    完走する所を見ましたよ、1コーナーでバラバラに成るんだけど
    先頭集団が全員完走できずにハリボテエレジーだけがゴールすると言う…。
    そういえば夏コミでハリボテエレジーのコスプレが居たよ
    ハリボテエレジーの人気スゲェ。

  4. 武上 より:

    む…ハリボテエレジーの完走を見たことがあるとな!
    う、うらやましくないっ!(爆)
    そうか…ハリボテエレジーのコスプレがいたのか…
    人気あるなwww
    JRAは方向性間違えたな。
    今年もJAPAN WORLD CUPの続編にしとけばよかったのにw

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