SoftBankケータイメールの迷惑メール対策

 今年に入ってからだろうか。
 iPhoneのSMSやMMSのメッセージ宛、つまりいわゆるケータイメール宛に届く迷惑メールが激増した。
 今までも全くなかったワケではなかったが、多いときでも日に1件あるかないかという感じで、送られてきても「まぁ…仕方ないか」ぐらいの感覚で済ませられたのだが、今年に入ってからというもの、日に50件を超え、多いときでは80件に近い形で送られてくるようになった。
 さすがにコレは問題と、迷惑メール対策をしなければならないと思い、滅多にアクセスすることのない「My SoftBank」で迷惑メールの設定を行った。
 ログインすると、こんな迷惑メールフィルターがある事を発見。
 何だ、ちゃんと対策されていて、私が設定していなかっただけなのか…と思い、意気揚々と迷惑メールフィルター「強」に設定してみたのだが…翌日届いた迷惑メールは100件を超えていた(爆)

 SoftBankのiPhoneには2種類のメールアドレスがあり、一つが「@softBank.ne.jp」のケータイメール、もう一つがiPhone用の「@i.softbank.jp」である。この2つにどんな違いがあるのかは分からないが、迷惑メールの設定そのものが別設定となっている。
 このウチ、迷惑メールが届くのは「@softBank.ne.jp」のみであり、iPhone用の「@i.softbank.jp」宛へは今まで1通も迷惑メールが届いた試しがない。
 ちなみにdocomoのフィーチャーフォンにも迷惑メールが届くが、その届く迷惑メールの件数を比較しても、「@softBank.ne.jp」宛の迷惑メールは数が多すぎる。異常である。

 今回、迷惑メールフィルター「強」を設定したが、何のための迷惑メールフィルター「強」なのか、さっぱり分からないくらい効果がなかった。
 なので、増え続けるこの迷惑メールの雨あられ攻勢を食い止める方法は現時点で2つしかないという結論に至った。
 迷惑メールの全てが、いわゆるURL貼り付けのWebページ誘導型であるため、URL付きメールの全てを拒否するか、メールアドレスを変更するか、のどちらかという事である。
 メールアドレスを変更するのはさすがに手間と労力がかかりすぎるため、結局URL付きメールの全てを拒否、という設定にした。さすがにこれで届く事はなくなるだろう…とは思うが、これで届くようならもうメールアドレスを変更するしか道がない。


 ケータイメールにかかわらず、なぜこのような迷惑メールがなくならないのか?
 多分、送っている側が「迷惑」と思っていないからだろうし、その行為そのものを仕事としている所もあるからだろう。
 ロボットプログラムで自動化しているという辺りが、既に仕事としている証でもあるわけだが、無駄に通信インフラを使うし、良いことなど何もないハズ。
 どうしてこうなった?…とはネットでよく言われる言葉だが、ホントに「どうしてこうなった?」である。
 もっと全ての人が使いやすいネットワークインフラになれば、通信費ももう少し安くなるんじゃないかな…と思ったりする。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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