KSR110を私がセレクトしたのは、ミニバイクというジャンルが好きだという事と、それでいてそれなりにパワーが欲しいと思ったから。排気量が原付50ccだとパワーに不安があるからだ。
そしてそのスタイリングも気に入っている一つ。残念ながらこのジャンルで私がコレと思えるものがKSR110しかなかったのである。
2スト好きなら迷わずKSR-2とかになるのかもしれないが、個人的には4ストの方が好きだったから他に選択肢がないのである。
だが、実は私はカワサキ派ではない。どちらかというとホンダ派。
単に選択肢がKSR110しかなかったから、あえてKSR110に向かっただけの事である。
だが…ココにきてホンダから125ccの新型ミニスポーツが登場した。
MSX125…
タイホンダから発売され、各国へと輸出する事になるようだ。
ニュースリリースは以下。
タイで125cc新型スポーツモデル「MSX125」を発売
http://www.honda.co.jp/news/2013/2130109.html
スペックなどはまた正式に発表があるとは思うが、タイヤサイズなどを考えると明らかにKSR110のライバルになるのではないかと思う。
正面顔が正直微妙なデザインだな…と思う反面、リアビューは実にイイ。
あと細かい事かもしれないが、フロントフェンダーがタイヤに近いという事は、KSRによくある水跳ねはかなり小さいのではないかと思う。
搭載されているエンジンは“Wave125i”と同じで、もともとパワーやトルクは未公開になっているようで分からないのだが、“Wave125i”の前モデルの“Wave125”では馬力で10ps弱、トルクで10kgf弱ぐらいと言われている為、それぐらいなのではないかと思う。
KSR110でも7ps程度だから、多分似たようなものではないかと思われる。
(追記:馬力は9馬力の様子。タイホンダのサイトにはそう書かれているらしい)
こういうバイクは往々にしてカスタマイズされるものだが、このMSX125の一番の問題は、吸気系がキャブではないという事。ま、環境問題を言われる昨今で、しかもグローバル仕様と謳われているから、ある意味しかたがない話で、フューエルインジェクション(FI)搭載にならざるを得ない。その為、吸気系あたりのチューニングの自由度は低いと言える。
それでも楽しく乗る事ができるバイクという意味では、昨今選択肢が狭まるこのクラスのバイクとしては期待が大きいのではないかと思う。
というか、私の中ではかなり期待が高い。
それとコレは余談だが、どうもMSX125にはタコメーターが標準で搭載されているらしい。タコメーター搭載という事でHONDAらしい高回転型エンジンチューンを期待したいところだが…ま、それは難しいかな。
(追記:メーターはデジタルらしい。テールライトはLEDの模様)
どちらにしても、正式に日本で発売という話になるといいのだが…。
続報を待ちたい。
(追記:動画があったので載せてみる)