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銀河の歴史がまた1ページ…

銀河英雄伝説。通称、銀英伝。
その銀英伝とコラボした製品がシャープとニッセンのコラボで生まれる。

疾風ウォルフ

銀英伝は非常に特徴的なキャラクター達が多数登場するが、物語の序盤から終盤まで一貫して登場し、かつ影響力のあるキャラクターというと、実はそう多くはない。
その数少ない影響力のあるキャラクターの一人に、ウォルフガング・ミッターマイヤーという提督がいるのだが、このキャラクター、私個人としては結構気に入っているキャラクターだったりする。
私の好みで言えば、銀河帝国側のキャラクターでコレだ!というキャラクターが少ない中にあって、このキャラクターの良さは自分の中でも特別に良いイメージがあるのだが、ひょっとしたらその理由はCVの森功至氏に起因しているのかもしれない。

森功至氏は声優として非常に歴史の長い人であるため、声を聞けば「ああ!」という人も多いかも知れない。私は特にガンダムのガルマの声というイメージがあり、前々職の時に一緒に仕事した際も、ガルマ役をお願いしての仕事だった。
その時、たしがガンダム25周年記念だったか30周年の作品を作っている時で、依頼したのはガルマの特徴的なセリフを抜粋して再収録するという仕事だった。
ガルマと言えば「謀ったな、シャア!」というセリフが有名な訳だが、森さんもそれはもう十二分に理解していて、スタジオ入りの際「今日も謀られに来ました!」と若々しい声で一発ギャグをかましてから現場入りするという、実にユニークな人だった。

そういう経緯もあってか、私からすると森さんの演じているキャラクターというのがどうしても憎めないところがあるのかもしれない。それ故、ミッターマイヤーは同盟軍好きな私からしても、好きなキャラクターの一人だったりするのである。

なぜ一般販売しないのか?

そのミッターマイヤー元帥の声と、シャープのロボ掃除機COCOROBOが一つになるという夢のコラボが実現した。
そう、今まで関西弁バージョンのCOCOROBOなども存在していたが、その中にミッターマイヤー仕様のCOCOROBOが誕生するのである。
「私は宇宙艦隊司令長官、ミッターマイヤー元帥である」
「目を覚ましてくれてありがたい」
「バイエルライン、いけ!」
こんな事をしゃべりながら掃除するCOCOROBOが実現するのである。
https://www.youtube.com/watch?v=CEkONdrNRzs
このミッターマイヤー仕様のCOCOROBOが実現したのは、シャープとニッセンのTwitterアカウントでのやりとりから始まったそうだが、これが上手い具合にコラボ企画へと発展、商品化へと進んだようだ。しかし残念ながら一般販売にはならず、非売品で抽選の企画モノになったようだ。
販売するに当たって、版権などの問題や生産数の問題などがあったのかもしれないが、誰でも買える製品にならなかったのは残念極まりない話である。

それならば…

正直、私はこういった「しゃべる」企画モノというのは、まだまだ可能性を秘めていると思っている。
たとえばナビなどでも有名声優がナビゲーションしてくれるというものも存在するし、それを売りに商品化しているものもある。
ただ、そういう商品でも個別に商品化するのはやはり生産数の問題で難しいというのはよく分かる話。だからナビの場合は声データのダウンロード販売という手でユーザーがデータを入れ替えて使用する仕組みになっていたりする。
であるならば、私はCOCOROBOもそういうユーザーの手で音声データを入れ替えられるサービスがあっても良いのではないかと考える。
もともとCOCOROBOには音声を差し替える事のできる「音声カスタマイズ」機能が搭載されている。であるならば、この機能を最大限に利用し、音声のダウンロード販売をサービスとしても良いハズである。
昨今、キャラクターものに依存するユーザーは意外なまでに多い。今回のミッターマイヤー仕様は、まさしくその最たるものであり、同じように他のキャラクターで展開しても非常に面白い機能になる事は間違いない。
例えば…攻殻機動隊SACのタチコマの音声をCOCOROBOに登録できたりすると、まさしく人工知能っぽい掃除機のできあがりである。こうした遊び要素が広がると、予想外のヒット商品へと化ける可能性もあるわけで、他家電製品と差別化が図れる事になる。
何もロボット掃除機の代名詞をルンバに留めておく必要などはなく、明らかなる差別化でCOCOROBOの時代がやってくるかも知れないのだ。

とりあえず今回は限定品

このミッターマイヤー仕様のCOCOROBOは、限定品かつ抽選品であるため、買う事はできない。
ニッセンの銀河英雄伝説コラボ「わが征くは星の通販」でコラボグッズを購入すると10名に抽選で当たるとの事なので、欲しい人は気合いを入れて挑戦して欲しい。

今回のニッセンの銀英伝コラボ企画は、まさにTwitterという情報共有ツールが生み出した突発的企画である。
しかし、突発的であっても、繋がりにくい二つの存在をあっという間に繋げてしまう力がSNSにはある。これはもう断言しても良い。
ニッセンやシャープに限らず、こうした企画でユーザーのココロを掴む事で、ヒット商品を作ることは可能だと私は思うし、そこに遊び心は絶対に必要だと思う。
今や、普通にモノを売る時代は終わった。今からは如何に人の心を掴むか? これが全てだと思う。
そういう意味で、キャラクター展開はそうした企画の基本的な施策なのではないかと、元企画屋&プロデューサーの私は語ったりするのである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 関西の人 より:

    私は、同盟かキルヒアイス番のスマホカバーあたりを狙っとります。

    • アバター画像 武上 より:

      狙ってるという事は購入して当てに行くのかw

      そして…もし当たったら、家の中に指向性ゼッフル粒子が散布されるようになるのだな(爆)

      私も欲しいが…悩むなw

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