Windows10へのアップグレードが開始となった。
日本が一番最初だった
Windows10のアップグレードが開始になった。その日付である2015年7月29日は、実は全世界で共通の日付だったワケだが、その結果、実は一番最初にダウンロードが開始となるのは日付の進行がもっとも早い日本だったわけである。
そんな日本において始まったWindows10のダウンロードだが、同時に予約せずにクリーンインストールおよびアップグレードできるインストールメディア作成ツールが公開となった。
元々英語版は米国で公開されていたのだが、日本語のページも公開となったようである。
Microsoft ソフトウェアのダウンロード
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
上記サイトを見て貰えればわかるが、このサイトで32bit版もしくは64bit版のインストールメディアを作成するためのメディア作成ツールなるものがダウンロード出来る。
このツールを使用する事で、以下の事が実現、可能になる。
・ダウンロードをできるだけ短時間で実行するためのファイル形式を採用
・USB または DVD 用のメディア作成オプションを標準提供
・ISO ファイル形式にオプションで変換
インストールメディアが作れるという事は、ライセンスの問題はどうなるのか? と思うかもしれないが、Windows7、Windows8、Windows8.1にこのツールで作成したインストールメディアを利用すると、そのままアップグレードが可能になり、もし新規にインストールする場合であれば、その時点でプロダクトIDの入力が求められるようになっている。
だから、Windows7等のプロダクトIDを持っていれば、単純にクリーンインストールも可能という事だ。どちらかというと、この方が理想的な環境を作れるかも知れない。
ただ、Windows10を既に導入している人の話だと今までのアップグレードと違い、前の環境をほぼそのままのカタチでアップグレードできるらしい。今までは自分のデータが別の所に移動していたりと、結構勝手が違うカタチでアップグレードする事になっていたが、今回はそのあたりが随分と改善されているようだ。
とりあえず1枚
このように簡単にツールを使う事でインストールメディアが作れるのだから、迷わず作っておくのが良いかも知れない。
Windows10は今後、アップグレード等の考え方が変わるOSだから、ServicePackというものが存在しない可能性もある。
だから今のウチにインストールメディアを作ってしまえば、今まで以上に手持ちのプロダクトIDを有効活用できるだろう。
…OEM版を買ってきている人は、プロダクトIDを結構ムダに増やしてきているケースがあると考えられる。私もその一人なワケだが、そういう人はこの機会にインストールメディアを作成して新規インストールができる体制を作るのも良いだろう。