一世代前だがまだまだ現役。
スペシャルパッケージ
TEACのUSB DACである「UD-501」と「UD-301」に、サエクコマース製USBケーブルを同梱したスペシャルパッケージ版が11月下旬より発売される。
価格は「UD-501-SP」が72,000円前後、「UD-301-SP」が42,000円前後という設定だが、この価格設定は元々の「UD-501」や「UD-301」よりも安い設定となっている。
TEAC ニュースリリース
https://teac.jp/jp/support/news/236/
どうして安い設定になっているかというと、予測だが、上位機種である「UD-503」が既に発売されていて、商品価値としても前世代機となってしまった為と思われる。
スペックは元々の「UD-501」や「UD-301」と全く同じで、DSD 5.6MHzのネイティブ再生、バーブラウン製DACチップ“PCM1795”の搭載している。
「UD-501」は384kHz/32bitまでのPCMに対応し、「UD-301」は192kHz/24bitまでのPCMに対応という部分も、全く変化がない。
要するに、単純にサエクコマース製USBケーブルを同梱し、パッケージを変えたという製品と言える。
これで「スペシャルパッケージ」と言ってしまうのか? とちょっと思わなくもないが、もともと上位機種の「UD-503」が発売された際に「UD-501」「UD-301」がディスコンとなったわけではなく継続販売している為、確かに「特別版」と言えなくはないと言える。
個人的には…
上位機種が存在している中での追加パッケージという売り方を否定するつもりはないし、当然アリだとは思うが、どうせなら中身に多少テコ入れして欲しかったところである。
「UD-501」や「UD-301」のDACチップは元々固定されていてハンダ付けされており、自由に交換する事ができない仕様になっている。
今回、スペシャルパッケージと銘打つなら、このDACチップの部分をソケット仕様にしてDACチップをユーザー責任の下、交換できるようにするとか、そういうテコ入れが欲しかった所である。
おそらくメーカー保証という点から、DACチップの交換等のリスクを背負う事はできない、という判断があるのかもしれないが、より上位のDACチップを搭載したい、という人もいるわけで、そういう仕様を組み込んでこそのスペシャルパッケージではないか? と私は思ったりする。
Dr.DAC2などは、もともとソケット仕様だし、DACを高級品に変えたバッケージも発売している。それだけでなく、コンデンサすら高級品に交換したDr.DAC2 TEというパッケージも存在する。
音に拘る高級オーディオの部類に入る製品だからこそ、そうしたユーザーの嗜好を視野に入れた製品を作っていくという姿勢も必要ではないかと思うのだが…。
とりあえず、スペシャルパッケージは価格が下がっているという点は評価できる。
UD-503ほどの高級品は買えないが、UD-501やUD-301なら…と考えていた人にとっては、今回のスペシャルパッケージは一つの選択肢になるのではないだろうか?
U501?
艦これか?w
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500系の潜水艦って…
500系は新幹線だけでいいだろ(爆)
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