そろそろそういう時期になったという事で。
冬支度
本当は先週やってもよかったのだが、都合が付かなくて結局本日Nboxのタイヤをスタッドレスタイヤに交換した。
東京などではこういう事を必要としないかもしれないが、私が住む地域ではスタッドレスタイヤに履き替える人が圧倒的に多い。
まぁ…私自身はオールシーズンタイヤにするという選択肢もあったワケで、従来はそうやってタイヤ交換をしないという方向で過ごしてきたのだが、今から3年前からスタッドレスタイヤに履き替えるようになった。
まぁ…ホントはこんな履き替えとか面倒なのでオールシーズンタイヤの方がいいんだが…3年前の大雪を考えると、スタッドレスタイヤにしておく方が安全という事で、今や保険的な意味合いになっている。
このスタッドレスタイヤの履き替えだが、私の周辺では業者にタイヤ交換を頼むという人も多くて、このシーズンになるとカー用品店とかガソリンスタンドとかカーディーラーはタイヤ交換の仕事が増えるようである。
だが、当然だが私は自分でやる。…まぁ、誰かに頼んでしまえば楽だとは思うが、タイヤ交換を自分でやる事で、タイヤの残り溝とかいろいろ見る事ができるので、今後のタイヤ購入計画とかいろいろ考える訳である。で、交換してみたが…
結論、私のスタッドレスタイヤは多分溝がなくなるよりゴムの劣化が先に来る(爆)
スタッドレスタイヤの特性
私が使用しているスタッドレスタイヤはYOKOHAMAのアイスガード5というタイヤである。特性としては、雪とアイスバーンの双方に効くというもので、私の住む地域の特性に合わせてこのスタッドレスタイヤを選んだ。
タイヤ販売店などに行くと、やはり販売力の強いBRIDGESTONEのスタッドレスタイヤを進められがちだが、私は特性を考えてあえてYOKOHAMAを選んだ。なので、買う時には結構予算がかかったりもしたのだが、どうせ買うなら地域にあった特性のものを買いたいワケである。
雪の方が多い地域に住んでいる人が雪よりもアイスバーンに強いスタッドレスを履いたって、余り意味がない。逆も然りである。
なので、スタッドレスタイヤは、まず自分の地域が雪が多い地域なのか、それとも雪はそんなに積もらずアイスバーンになる地域なのか、という事を理解した上で、その特性に合わせたスタッドレスタイヤを選ぶと失敗がない。単純に価格だけとか店員のお薦めだからという基準で買うと、店舗の在庫処分に協力するだけで終わるケースもあり得るのである。
ま、ここまで真剣に考えなくても、今の時代、各社の性能差は随分と小さくなっているので、何を買ってもちゃんと路面に追従してくれるとは思うが、最適かどうかはまた別の話、という事である。
と言うわけで、スタッドレスタイヤを買う時は、ネットでいろんな人のレビューとか記事を参考に、どのタイヤが何に最適か? ぐらいの情報は仕入れた方がいいだろう。
YOKOHAMA IceGuard 5
このタイヤ、自分で選んで購入したからというわけではないが、相当に優秀なスタッドレスタイヤなのではないかと思う時がある。
というのは、私が購入した年、今から3年前だが2012年に発売されたこのタイヤは、今年新しいIceGuard5+というタイヤに刷新された。
中2年を経ての新タイヤへの移行となるわけだが、名称がIceGuard6ではなく、IceGuard5+という、大きなバージョンナンバーのアップデートではないのである。
レビュー記事によると、タイヤパターンは従来と全く変わっておらず、コンパウンドとたわみ抑制プロファイルが変更になったのみのようである。
もちろん、新製品が高性能なのは間違いないが、それでも従来品から大きく進化させる事がなかったのは、基本となるIceGuard 5の性能が高次元にあるからと言える。
他メーカーでも似たような現象があるかもしれないが…私が知る限り、アイスガード5は実に良く出来たスタッドレスだと思う。
まぁ…スタッドレスタイヤは、基本4年~5年使えれば良いかな、と思っている。それ以上経過すると、ゴムの劣化で硬くなり、スタッドレスタイヤとしての機能を失ってしまうからだ。
5年も経てば、スタッドレスタイヤは相当に進化するだろうが、その5年のいう期間に使っているスタッドレスタイヤが高次元に性能を発揮してくれれば、買った側も安心というものである。
問題は…スタッドレスタイヤではなく、夏タイヤの更新を何時にするか? という事の方が、私にとっては悩みどころである。
車の維持も楽ではないな…。