Summit Ridgeの後継は2018年2月にローンチする計画。
ここ最近はこんな話ばっかり
私のBlogは基本的に私が考えている事を起点に話をしているに過ぎないサイトなので、今は結構な頻度で次期メインPCの話が行われる事になる。
ただ、以前はそうは言ってもここ最近のような頻度で情報を掲載するような事はなかったが、最近は情報が小出しに、しかも頻繁に出てくるようになった。これはAMDがIntelに対抗できるだけのZenアーキテクチャを公開したからではないか、と思うが、とにかくIntel一強時代ではIntelの思うがままのスタイルで進める事が出来た為か、今ほど情報が小出しに出てくることはなかった。
その流れが変わり、今は情報を小出しにしてでも有利に進めたいという思惑が働くのか、とにかくちょこちょこと情報が出てくる為、私の中での近未来計画が揺れ動く。
なので、興味がなければここ最近の本サイトはとてつもなくツマラナイものになっているはずだ。
次期Ryzen
…前置きはさておき、再び私の次期メインPCに関する話。
私は年末から来年初めにかけて次期メインPCの刷新を行う予定だが、依然としてAMDのRyzen系でいくか、IntelのCore i7でいくかを迷っている。
当初は今年3月に発売されたRyzen7で組み上げようと思っていたが、予算の関係からそれが実現不可能になった。その後、夏に組み上げる予定でRyzenの評価と動向に注視し、そこでIntelのKaby Lake以降の計画において、秋にCoffee Lake-Sが出る事を知り、その夏の計画を延期した。そしてターゲットを年末から年始にかけての時期に切り替えたのだが、当然そうなるとその時期に何が計画されて発売されるかを予測する必要がある。
そうして情報を得ているのが今の段階という事になる。
その結果…私は未だAMDで行くべきか、Intelで行くべきかを迷う事になった。
Intelは10月5日にCoffee Lake-Sを発売し、メインストリームに6コア12スレッドを発売する事を発表したが、ここにきてAMDの次期Ryzenの話が流れ出てきた。
次期RyzenはZenアーキテクチャはそのままに、シュリンクを12nmLPプロセスとして登場するらしい。それがZen+と呼ばれる存在である。
その結果、多少の省電力化と性能向上が見込めるという事らしいが、その性能差はおそらく微々たるもので、ほとんどがバグフィックスではないかと予測している。そしてその登場時期が2018年2月になる、という話が漏れてきた。
なので、Intel vs AMDとして比較するなら、10月登場のCoffee Lake-Sと現行Ryzen7を比較して考えるのが妥当と言えそうである。
焦点は来年2月
前述したように、次期Ryzenは来年2月に登場すると言われている。
そこで気になるのが、先日も記事に書いた「8コア16スレッドのCoffee Lake-S」の噂である。
噂では来年にCoffee Lake-Sの8コア16スレッド版が登場するかも知れないという話が出ている。これがもし本当に実現するとして、問題は来年のいつにそれが登場するか? という事である。
またその話とは別に、Intelのさらにその先に登場するといわれている10nmプロセスのCanon Lakeは、現在モバイル限定のコアになるという話だし、その次のIce Lakeはさらにその後、順調に行っても2018年末ぐらいになると当初から言われていた。それがCanon Lakeの立ち上がりが遅い事で、10nmプロセスの立ち上がりに遅れがある可能性が見えてきた事で、2018年のデスクトップ分野はほぼ丸々Coffee Lakeが続くモノと予測できる(もちろん予定は常に未定だが)。
だからIntelが2018年のライバルとの性能勝負を戦い抜く為には、Coffee Lake-Sの更なる性能向上が必要なわけで、そうなると噂が真実となる可能性も見えてくる。
問題はそれがいつ実現するかという事であり、希望的観測でいうなら、ライバルがZen+を投入する時期に被せてくる可能性がある。となると、2018年1月~3月まで、つまり第1四半期に8コア16スレッド版が登場する可能性が見えてくる。
ま、これはみんな私の希望的観測に過ぎない話ではあるが、2社が性能を争っているという事と、現行技術でどうにかなる製品であるという事を想定すると、案外外れた予測でもないように思う。
というわけで、今ある噂だけで私なりの希望的観測から成り立つ予測をしてみた。
現時点で、私は自分の予測を元に次期メインPCの計画を考えていきたい。
常々、情報に翻弄される話ではあるのだが…。